3部作という形で同じモデルを別素材のケースや色違いで登場させることはよくありますが、オメガの3部作はちょっと違いました。

2017年という年は3つのモデルの節目となる珍しい年で、3モデルの誕生60周年を記念する3部作が登場しました。

オメガのトリロジー3部作 マスタークロノメーター

左から、

シーマスター300 マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.234.10.39.20.01.001

レイルマスター マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.220.10.38.20.01.002

スピードマスター マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.311.10.39.30.01.001

シーマスター、レイルマスター、スピードマスターが1957年に新モデルとして登場し、2017年に誕生60周年を迎えて新たにトリロジーとして生まれたモデルなんですが、

当時のメインストリームを継承したデザインはヴィンテージ感たっぷりの雰囲気を放っています。

左のモデルから少々解説すると、

シーマスター300 マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.234.10.39.20.01.001

シーマスター300 マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.234.10.39.20.01.001



このシーマスター300は初代のCK2913のデザインを復刻したモデル。

黒いベゼルは現代ではセラミック製であることが多いですが、このモデルは当時のようにアルミニウムを使用したベゼル。

もちろん傷には弱いですが、ぶつけなければ問題ないw

というか、コレクション性の高いアイテムなので、持ってても使うことはあまりないかもしれません。

ブラックトロピカルダイヤルと呼ばれる経年変化の色合いの風化も表現している文字盤です。

レイルマスター マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.220.10.38.20.01.002

レイルマスター マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.220.10.38.20.01.002



耐磁ウォッチとして磁場で働く人のために作られたのがこのレイルマスターですが、オメガを含めロレックスや他社でも耐磁性に特化した腕時計は流行ることはありませんでした。

シーマスターやスピードマスターの名は聞いたことがあってもレイルマスターという名を聞いた人はあまりいないんじゃないでしょうか。

CK2914と呼ばれる初代のレイルマスターのデザインを復刻してはいるものの、現代の15000ガウスの耐磁性能はロレックスのミルガウスの耐磁性能が1000ガウスなので、その15倍。

オメガの耐磁性能おそるべしだ。

スピードマスター マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.311.10.39.30.01.001

スピードマスター マスタークロノメーター 60周年リミテッドエディション Ref.311.10.39.30.01.001



初代のスピードマスター、CK2915デザインを復刻したのがこのモデル。

まだNASAの公式時計にもなっていないときのステンレスむき出しのころのクロノグラフ。

このタイプのスピマスはいまだに人気があって、今でもステンレスベゼルのモデルは何本も登場しています。

初代のスピマスはタキメーターを初めてベゼルにデザインした腕時計で、視認性の高いブロードアローの針もすごく良い。

3シリーズすべてにブロードアローがデザインされていますが、オメガの矢印付きの針は僕は大好きだ。

特にスピマスでフレデリックピゲベースのムーブメントを載せたブロードアロースピマスはなかなか良かった。

ということで2017年に登場したオメガのトリロジーモデル3本。