パネライの歴史は面白い。

詳しく話せば日が暮れるどころじゃないので、

今日はやめておこう。

(ドラえもん風w)

ドラえもんは都合が悪くなるとこうやって話を切り上げます。

それがあの可愛らしい風体と短い脚のコンビネーションで、

余計に面白くなりますw

いつまでも大好きなドラえもん。

おっと、

いきなり話がそれそうになってしまいました。

今日はなんとパネライとロレックスのコラボ作品について。

いきなりなんですが、

実はパネライとロレックスは割と無関係ではないんですね。

実はロレックスより45年も歴史が古いパネライ。

計器の会社として存在していたわけですが、元祖デカウォッチとしても有名な同ブランド。

クッションのような形状をした時計のケースは、クッションケースと呼ばれている。

ってそのままなんですがw

ところでこのモデルは。。。

見るからにパネライ。

なんの変哲もないラジオミール。。。

に見えーる。

何の変哲もないように見えるこのラジオミールをよく調べてもらーうと、ケースがプラチナ製だということにたどり着きます。

プラチナを時計に使用するとどうなるか?

そう、

ですから、もちろん高額になります。

金やプラチナの相場では金の方がプラチナの額を超えることがあるのですが、どちらも1トロイオンス10万円以上はします。

1トロイオンスはだいたい31.1グラム。

金やプラチナの売買単位でオンスが良く使われると思うのですが、実はオンスはオンスでもトロイオンスが使われます。

普通のオンスに比べて少し重い。

まあとにかくプラチナ製のパネライのラジオミール。

しかも1997年に登場したやつで、

限定なんと、60本。

これは確かにプレミア感の非常に高い個体であることは間違いありません。

ロレックスの時計に詳しい人などは、

デイトナのアイスブルーの価格はイエローゴールドやホワイトゴールドのモデルに比べ、

2倍するのをご存知だと思いますが、

パネライのプラチナラジオミールも同じ感じ。

めちゃくちゃ高いと予想できます。

値段は後で発表します。。。

そしてここからが味噌。

PAM00021ラジオミールロレックスCal.618-1024x681

これはキャリバー618と呼ばれる手巻きムーブメント。

パネライはユニタスベースの手巻きムーブなどが一般的でしたが、

このCal.618の仕上げはかなり几帳面であるとお気づきでしょうか?

しかもROLEXというロゴが彫ってある。

これが一番のポイントなのです。

プラチナよりも何よりも、

ムーブメントはロレックスのモノを使用している点で、

さらに時計の価値が上がります。

この時計オークションでだいたい1500万円くらいの値段がつけられたのです。

プラチナ製のアンティークパネライ。

世界限定60本。

ムーブメントはロレックスのしかも手巻き。

こりゃあそのくらいしてもおかしくない。

しかもPAM00021の大きさ、

なんと直径47mm。

ひょえーっと驚きを隠せない大きさです。

そこまでやるか!

な大きさだ。

しかもプラチナ製w

確かにこれはインパクトがありすぎる。

ちょうどそのころからか、パネライは高級腕時計の市場に参入し始めました。

1998年くらい。

ということは、

PAM00021の登場が1997年なので、

この超高級モデルを市場参入の布石にしようと考えたのでは?

ということが容易に予想できます。

1938年に初めて登場したラジオミールの誕生を記念して作られたというPAM00021ですが、

話題を呼ぶという目的と、

初代に対するオマージュ作品という、

2つの意味を持った腕時計を、

ロレックスのムーブメントでやり遂げたというのは何か深いつながりを感じます。

過去にはパネライはロレックスの代理店にもなっていたこともあり、

そのつながりからもロレックスとの信頼関係が出来ていたのだと思います。

時計作りでは全く別のベクトルを持った両ブランドですが、

ロレックス好きにはパネライ好きも結構多い。

逆もしかりなんですね。

僕自身、ロレックスとパネライの腕時計のファンで、

視認性に優れた、実用性と存在感のある時計という共通点を見出しています。

実際、両ブランドともケースは鍛造で作っているそうです。

パネライの場合はムーブメントが自社製に変わってくる2005年以降くらいになるのかな。

この鍛造ケースはロレックスとパネライ、あとはパテックフィリップの3社のみが採用している製法で、

ケース素材が密になっているためケースの輝きが違います。

磨いたときにもその違いに気づくのではないでしょうか。

90年代以前のパネライは側時計と呼ばれていたように、

汎用ムーブメントで高値を付けていたため、中にはパネライを批判する人も多かったわけです。

今回のプラチナラジオミールのCal.618は、

構造としては割とシンプルな手巻きなのですが、

ロレックスが提供しているという点、

シースルーバックから覗くムーブメントがきれいに仕上げられている点、

過去にロレックスがムーブメントを提供したことが一度もない点、

から考えると、かなり希少な腕時計であることは変わりありません。

おそらく実物を実際に見る機会はまずないと思いますが、

プラチナ製のラジオミールがロレックスとのダブルネームで存在しているという点は、

パネライの歴史をかなり面白く、興味深いものにしているんじゃないでしょうかね。