ダヴィンチといえば人によって抱くイメージが違うと思う。

『ダヴィンチ? ああ、あの四角いやつでしょ?』

という人もいれば、

『丸い感じのやつだよね?』

という人もいる。

どちらも正解。

ダヴィンチは何年かに一度大きく時計の形状を変更し、

全く別のシリーズのような印象を与える。

僕もそのことを知るまではちょっと混乱していた。

なぜ別のスタイルの時計が混在するのかと。

そういうわけだった。

だから四角いダヴィンチしか知らない人もいれば、

丸いダヴィンチしか知らない人もいる。

僕もそうだった。

2017年にダヴィンチは丸形へと形状を変え、

先々代の趣漂う腕時計に戻ったわけですが、

丸形ダヴィンチを待ち望んでいた人には今回の変更はうれしい限り。

こっちの記事では1980年代に誕生したダヴィンチの永久カレンダーモデルについて書いているのですが、

新しいダヴィンチパーペチュアルカレンダーはそのデザインを踏襲しつつも、

モダンなディテールを備え、

現代の雰囲気を感じられる外観に仕上げられている。

ダヴィンチ特有の可動式ケースラグなどはそのままで、

インデックスやインダイヤルなどのデザインが現代風にきれいに施されている。

比べてみるとプッシャーやリューズなど、

違いはところどころに見られるが、

当時の永久カレンダーの凄さはそのまま。






何がすごいかというと、

やはり中のムーブメントがすごい。

IWCはパーペチュアルカレンダーを得意とするメーカーで、

1980年代にたった83個で作り上げた永久カレンダーモジュールはさすがとしか言いようがない。

Cal.89630

これは当時の永久カレンダーのムーブメントの改良版で、

Cal.89630を使用し、

ローターには18Kレッドゴールドを使用している。

  • ケース直径: 43mm
  • ケース厚: 15.5mm
  • ムーブメント: 自動巻きCal.89630
  • パワーリザーブ: 68時間
  • ケース素材: ステンレス
  • 防水性: 30m

スペックはこんな感じ。

パワーリザーブも3日に及ぶほど長いが、

売りはやっぱり永久カレンダーとムーンフェイズ。

月の周りに星が散りばめられた綺麗な表情のムーンフェイズ。

ムーンフェイズのデザインは各社スタイルが違うことが多く、

そのブランドの趣向をそのまま表したりする。

ロレックスはエッチング加工で隕石を腐食加工した本物っぽいロレックスらしい凝った作りだし、

オメガ月に行ったという自負からか、

本物に近い月を表現する。

IWCはすべての時計のラインナップ同様、

綺麗なムーンフェイズをデザインする。


image by eye-eye-isuzu.com

腕にするとこんな感じ。

時計だけを見ると小さく見えるが、

スペックにあるように直径は43mm。

意外と大きい。

時計だけ見るとレディースっぽいデザインですが、

立派なデカウォッチ。

ルイスハミルトンも愛用している。