バーゼルワールドよりも2か月も先にSIHH、ジュネーブサロンが開催されました。

やっぱりこういうのは先にやったほうが有利なんじゃないでしょうか?

ということこのSIHHに参加したブランドなんですが、IWCはそのメインとなるのはもちろんですが、その他にもたくさんリシュモングループのブランドが参加しています。

ジュネーブサロン参加ブランド

  • IWC
  • ランゲ&ゾーネ
  • オーデマ・ピゲ
  • ヴァシュロンコンスタンタン
  • ジャガールクルト
  • パネライ
  • ボーム&メルシェ
  • カルティエ
  • ジラールペルゴ
  • ピアジェ
  • リシャールミル
  • ロジェ・デュブイ
  • ユリスナルダン

主にはこれらのブランドが参加しましが、基本的にどれもドレスウォッチ系ですかね。

奇抜なモデルを出すブランドもありますが、だいたいクラシックで高級路線のモデルばかり。

ということで今日はIWCの話なんですが、それもポルトギーゼについて。

ポルトギーゼにはいまでもIW3714シリーズが存在しますが、このモデルは非常に人気で、何年たっても人気が衰えません。

IW371411



IW371404



こういうタイプのポルトギーゼクロノグラフ。

とにかくクラシックでドレッシーで世界一美しい腕時計とも言われたり言われなかったりする綺麗なスタイルが特徴的な1本なんですが、

2018年はIWCの150周年記念という年でこのポルトギーゼクロノグラフに150周年記念モデルが登場しました。

こちら。

IW371601

IW371601



IW371602

IW371602



あれ?という感じです。

僕も驚いたんですが、これまでにあったポルトギーゼとデザイン的にはなんら変わりない。

まったくもって区別がつきません。

今回の新作ポルトギーゼと旧モデルの違いはムーブメントにあります。

これまでのポルトギーゼはETA7750の改良盤、Cal.79350を使用していたんですが、これからこのETA社製のムーブメントが使えなくなってきます。

なのでIWCは今回の150周年を記念する節目に自社製のクロノグラフムーブメントCal.69355を搭載しました。

IW371602

それが今回の IW371601 と IW371602 なんですが、このモデルのポルトギーゼのたった一つのマイナス点だったのがこのムーブメントだったんですが、

今回、自社製を搭載することによってマニュファクチュール化したわけです。

ただETA社製のムーブメントは決して悪くはありません。

安定性が非常に高いし、メンテナンス性も素晴らしい。

ただ、数が有り余っているので希少価値の観点からムーブメント自体が自社製に比べるとやはり少し安い。

それくらいしかマイナス点は実際ないです。

オーバーホールもしやすいし、不具合もかなり少ない。

精度もかなり高いんですが、ETAというだけで毛嫌いする人が結構多いのは、希少性のみのことなんですね。

ということでこの新しポルトギーゼなんですが、両方ともそれぞれ2000本ずつしか販売されません。

ぐぬぬ。

すぐなくなるんじゃないでしょうかね。

これからこの自社製ムーブメントをこのモデルのポルトギーゼに載せて標準ラインナップ化してほしいんですが、いったいどうなることでしょう?

ちなみのこのETAの2020年問題なんですが、2020年以降、スウォッチグループに属するETA社は同グループ以外へのムーブメント供給を2020年に完全停止します。

これが言わゆるETAの2020年問題なんですが、IWCも早く脱ETAを行わなければいけないわけです。

今回の2018年という節目はIWCにはとても大きく、2020年を前にした非常に大事な年というわけです。

僕はIWCがパネライがやったように、ほぼ完全自社製化すればいいなと思っています。

その分時計の価格は上がるでしょうが、IWCは過小評価されている気がします。

自社製化すればIWCのブランド価値ももうちょっと上がるんじゃないでしょうかね。