スイス時計のブランドって割りと強いライバル関係にあるんじゃないかなと思う。

時計なんて一生のうちに何本も何本も買うわけじゃないので、

どうしても慎重に選ばなくちゃいけない。

そうなるとスイスブランドも、

あの手この手で他社と差別化した時計を作らなくちゃいけません。

しかし機械時計は割りと特殊な産業で、

ライバルでありながら、

各メーカーが協力して時計作りをするという現象もある。

前回はラジオミールの腕時計に、ロレックスのムーブメントが載せられたモデルがあると、

お伝えしたんですが、

パネライには他にも有名な時計メーカーとコラボしたモデルがある。

そう、

ゼニスだ。

ゼニスのエルプリメロが搭載されたルミノールがある。

Cal.OP IVと呼ばれるエルプリメロをベースにしたクロノグラフムーブメントだ。

Cal.OP-IV

このムーブメント。

ゼニスがムーブメントを提供することは実はあまり珍しくない。

もちろんだれかれ構わずパートナーシップを築いているわけでありませんが、

ゼニスが認めた高級時計メーカーにのみエルプリメロやエリートに搭載されたムーブメントを提供している。

ロレックスの4代目デイトナ Ref.16520もそうだし、

ウブロにもゼニスから提供されたムーブメントを使用したモデルが何種類か存在する。

いわゆるダブルネームだ。

夢のコラボとも言える。

そんなエルプリメロを搭載した夢のダブルネーム、コラボルミノールを6本ほど紹介しようと思う。

そう、

6本もある。

ルミノール クロノ PAM00072

PAM00072パネライルミノールクロノエルプリメロ

これはPAM00072と呼ばれるモデル。

チタンとステンレスのコンビモデルで、

パネライには珍しいブレスレットタイプのルミノール。

クロノグラフ自体パネライのイメージとはちょっと違うんですが、

エルプリメロを搭載している立派なクロノグラフだ。

パネライにタキメーターベゼルというのも少々違和感のある感じですが、

エルプリメロが入っていると思うと非常にワクワクするのは僕だけでしょうか。

ちなみにエルプリメロのムーブメントの特徴として、

9時位置にスモールセコンド、

3時位置に30分積算計、

6時位置に12時間積算計が配備され、

5時位置にはデイトも付いている。

パワーリザーブは50時間と2日間をキープ。

とにかくワクワクするデザインとムーブメントの組み合わせ。

まあどちらかというエルプリメロが入っているのが嬉しい。

例のごとく36000振動/毎時は変わらない。




ルミノール クロノ PAM00074

PAM00074パネライルミノールクロノエルプリメロ

このモデルはPAM00072のレザーストラップモデル。

最初の方はロレックスのデイトナみたいにブレスレットタイプのクロノグラフで、

ムーブメントもエルプリメロと、4代目のデイトナといくつか共通点を持った1本だったのに対し、

このPAM00074はレザーストラップが標準装備された、

いわゆるナウいスタイルが特徴的だ。

パネライはやはりレザーストラップが人気で、

同社が生み出す時計はほとんどがレザーストラップモデル。

クッションケースが大きくごついので、ブレスレットタイプだと結構重みが出てくるのがルミノールの難点。

リューズガードとブレスレットの組み合わせは少々重い気がするが、

腕が細い人ならそれはそれで似合うんじゃないかなと思う。

とにかくレザーストラップタイプのルミノールクロノ x エルプリメロがこのタイプ。




ルミノール クロノ 世界限定500本 PAM00052

PAM00052パネライルミノールクロノエルプリメロ

これは世界限定500本というレアなピース。

エルプリメロを搭載したリミテッドモデルなのだ。

神々しい。

このモデルも上の2つと同じでステンレスとチタンのコンビ。

文字盤は逆パンダになっている。

インダイヤルと文字盤の色のコントラストが人気の秘密だ。

ブレスレットタイプなので少々ごつさがありますが、

パネライとしては40mmという小ぶりな大きさなので、

そこまではごついとは言えないかもしれない。

上記の2本と違うところはベゼルにタキメーターが刻まれていないモデルが存在する点。

そのプレーンベゼルのモデルは少しだけすっきりした印象がある。

見つけるのはもはや難しい両モデルですが、

根気よく探していればいつか出会えるかもしれない1本だ。




ルミノール クロノ AMG 世界限定100本 PAM00108

PAM00108パネライルミノールクロノエルプリメロ

これは世界限定100本と、

さらにレアな一本。

AMGとコラボした、いわゆるトリプルネームというやつだ。

逆パンダ文字盤に赤いクロノ針がアクセントになったかっちょいい男のスポーツウォッチ。

この逆パンダにはベゼルにタキメーターが彫られ、

かなりスポーティな1本にデザインされているのが特徴的。

やはりコラボしている相手がAMGなので、よりレーシングタイプに近づけたかったんじゃないかなと思う。

というので赤いアクセントも納得がいくわけです。

ちなみに、このモデルもチタンとステンレスのコンビ。




ルミノール クロノ PAM00121

PAM00121パネライルミノールクロノエルプリメロ

このモデルはPAM00074に似ていますが、

ちょこっとだけ文字盤のミニッツトラックが違う。

バーがドットになっているのと、

タキメーターがベゼルに刻まれている点で違うのですが、

大きな変更点はあまりない。

クロノグラフなのでタキメーターがあったほうが良いという人には物足りなかったPAM00072やPAM00074。

タキメーターついて、新たに登場という感じ。

これもチタンとステンレスのコンビ。




ルミノール クロノ PAM00122

PAM00122パネライルミノールクロノエルプリメロ

これは見ての通り、

PAM00122のブレスレットタイプ。

これ以上はあまり説明することは無いので省略しますが、

PAM00072のミニッツトラックとベゼルのデザインが少しだけ変更になったモデル。

細部を調整した感じでしょうか。

まあクロノグラフなのでベゼルはタキメーターがあったほうが人気があるのかな。

この1本も当然チタンを使用している。




以上、パネライ x ゼニス、時々AMGの夢のコラボウォッチ6本。

なぜか全種類チタンが使用されている。

エルプリメロとチタン。。。

共通点が見つからない。

エルプリメロ => クロノグラフ => スポーツウォッチ => 軽量化 => チタン

こういう構図でしょうか?

まあとにかく希少性、人気、かっこよさ、

3拍子揃った6モデルであることには違いありません。

エルプリメロが入ったワクワクする腕時計で、

ロレックスのデイトナ Ref.16520のようにロマンを感じるシリーズだ。

どこかで見つけたら是非ゲットしたい。

特にAMGとのトリプルネームは別格だ。