パネライのリファレンスはややこしい。

ややこしいというか数字がただ並んでいるだけで、

殆どの場合はその数字に意味をなさない。

ロレックスは下何桁目は何で最初のあれはこれで、

なんて感じでいろいろルールがあるんですが、

パネライはおそらくモデルごとに番号が振り分けられているだけ。

基本的には。

ただパネライのモデルリファレンスには1000が付くと後継機になるというモデルも存在する。

例えば、PAM00090と呼ばれるパワーリザーブインジケーターを搭載したモデル。

ルミノールパワーリザーブ PAM00090

pam00090ルミノールパワーリザーブ



ルミノールの4針+デイトで。

通常の3針のモデルに残りの可動可能時間を表示するインジケーターが搭載されたモデル。

40と書いてあるのは、最大42時間のパワーリザーブがあるから。

42時間しかないのに、パワーリザーブインジケーターがあるのはちょっと不思議ですが、

この機能、あればすごく便利ですよ。

特に毎日時計を着けない場合は、止まる前に確認すればわかるので、

『今日は着けてみるか』

みたいな感じで気軽にゼンマイを自動的に巻き上げられる。

そう、自動巻きなんですな。

Cal.OP IXというムーブメントが使用され、

自動巻きで、42時間のパワーリザーブ、

クロノメーター検定協会の精度を保証された高精度の機械。

だから42時間という短い時間でも良いといえば良い。

さて、最初に話したようにパネライのリファレンスには1000を足して後継機になるモデルがいくつか存在する。

PAM00090もそのモデルのひとつで、

PAM01090はパワーリザーブインジケーターの遺伝子を受け継いだ新型モデルだ。

ルミノールパワーリザーブ PAM01090



これがPAM01090。

比べてみると少しだけ違いがることが分かると思います。

40の目盛が50に変更されている。

ということは?

パワーリザーブ時間が増えました。

ムーブメントがCal.OP IXの改良版、Cal.OP XXXIIに載せ変えられたのが新型機だ。

技術の向上でデザインの変更がされた珍しいパターン。

伸びたといっても8時間。

しかしこの8時間は大きい。

まあ50時間でも最近の72時間にはもうちょっと及ばないんですが。。。

とはいっても50時間あると何かと便利ですよ。

僕も42時間でよく時計を止まらせていましたからね。

あと数時間あれば止まらなかったのになんていう状況もおそらく幾度となくあったはず。

ちなみに両者300m防水。

マイナーチェンジ後のPAM01090も防水性はしっかり300mを維持しています。

パネライはいくつかのモデルで裏蓋の仕様をねじ込み式からはめ込み式に変更して防水性を落とすというマイナーチェンジを施していますから、

そういうのは購入前にしっかり確認しておきたい。

あ、でもそういうのは裏蓋の形状を見れば一目瞭然。

通常12角形になっている裏蓋がはめ込み式なら丸くなっている。

pam01090ルミノールパワーリザーブ

新型 PAM01090の裏蓋も旧型同様12角形になっている。

とりあえず安心。

まあでももっと欲を言えば、次回のマイナーチェンジでパワーリザーブをいっきに8デイズとかにしてほしい。

それくらいあるとパワーリザーブインジケーターの最大値『50』の代わりに『8』が使用されるようになるでしょう。

単位はもちろん『時間』じゃなくて『日』。

この時計2つともケースサイズは44mm。

もはや見慣れて、大きいとは思わなくなってきたw

47mmでもどんとこいだ。

まあパネライには60mmのモデルもありますからねw

まあ時計じゃあないんですけど、腕につけるやつ。

話がそれてしまいましたが、

2000年代に登場したパネライのモデルが近年廃盤になり、

どんどん新しい後継種が誕生している。

デザイン面の変更が加えられたモデルも少しはあるんですが、

旧モデルのデザインを踏襲したモデルが多く、デザイン自体が色褪せない。

そのおかげもあってか、旧型の人気もなかなか落ちない。

小さな詳細の違いが価値を生む時計の世界。

パネライのモデルもロレックス同様、アンティーク感ある味わいを放つ旧モデルにこれから注目が集まるのではないでしょうか。

ルミノールパワーリザーブ PAM00090



ルミノールパワーリザーブ PAM01090