時計の価格を決めるうえで非常に高いウェイトを占めるのがケースの素材。

スイスの高級時計メーカーで使用される一般的な素材はステンレス。

正確には316Lと呼ばれる質の高いステンレスで、スイスやドイツの時計メーカーが生み出すステンレス製の時計は、

だいたいにこの316Lが使用されています。

サージカルステンレスと呼ばれるやつだ。

それ以外にはチタン、セラミック、ゴールド、プラチナなどなど。

メーカーの中には独自の素材を作っているところも少なくない。

パネライの場合はパネライコンポジットやカーボテックと呼ばれる特殊な素材が使用されたりする。

こういった特殊素材の場合は特には時計の価値というのは上がったり下がったりというのは無いんですが、

ゴールドやプラチナは別。

イエローゴールド、レッドゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、プラチナ、

と、大まかに分ければこんな感じ。

レッドゴールドとピンクゴールドどう違うのか?

これは僕もはっきりとわかりません。

色の呼び方ってメーカーによってもブレンドの仕方でいろいろ変わってくるし、

同じようなゴールドでもレッドゴールドと呼んだり、ピンクゴールドと呼んだり、イエローゴールドやホワイトゴールドに比べ、

結構曖昧な感じになっている気がする。

メーカーによってはそういうのはもう一つに統一して、ピンクゴールドならそれのみ、レッドゴールドならそれのみ、

という感じで他の色はあんまり作らないという作戦を井戸端会議の末決定している。

例えばロレックスだとエバーローズゴールド(帰国子女風に言うとエヴァーローズゴールド)と呼ばれるピンクゴールドだし、

オメガはセドナゴールドと呼ばれる赤みの強いレッドゴールドをブランドで定着させている。

パネライはどうか?

今日はその辺をはっきりさせないにしても、

パネライが製造するレッドゴールドとピンクゴールドの違いについて少々ごちゃごちゃ言おうと思う。

レッドゴールド PAM00439



これはパネライが生み出した名作、ラジオミール。

ゴールド製のケースで大きさは42mm。

これ、レッドゴールドだと思いますか、ピンクゴールドだと思いますか?

僕は最初、ピンクゴールドかと思ったんですが、

パネライではこれはレッドゴールドらしい。

この色はロレックスで言うとエバーローズゴールドに近いと思う。

ということは、ロレックスと帰国子女に言わせれば、エヴァーローズゴールドなのだ。

この辺がいろいろと混同していてややこしいのですが、メーカーに従いましょう。

Panerai-P.999ムーブメント

ちなみにこのモデルの特徴を話しておくと、

自社製の手巻きムーブメントCal.P.999が入った、3針時計。

最大連続稼働時間は60時間。

2日と半日という長さはパネライとしては短いのですが、

一般的な機械時計としては重宝する長さだ。

まあでも長い方ですね。

しかもシングルバレルで60時間を実現しているのですごい。

振動数は21600回とOP系のムーブメント同様に低振動に設定してあるのですが、

サイズはOP系と比べても、小型になっているため、今回のような42mmのラジオミールにも収まる設計。

ゴールド製のモデルの場合は各社ムーブメントの素材もそれなりに少しゴージャスに変更したりするんですが、

このモデルの場合は緩急針にスワンネックを使用している。

防水性は100mだ。

ピンクゴールド PAM00336

ラジオミールピンクゴールドPAM00336



さて次はピンクゴールド。

これはどう見てもピンクには見えないw

どちらかというと赤みがかったレッドゴールド、もしくは微妙にイエローゴールド風、

という感じにしか見えない。

パネライがそういう風にいうから仕方ないんですけど、

でもかっこいいのはかっこいい。

正直ピンクゴールドのモデルでもレッドゴールドのモデルでも、

18K製のラジオミールならどれでも良い。

実はこっちのモデルの方が先に登場している。

しかも世界限定500本。

こっちのピンクゴールドの方が珍しいのだ。

それでも200万円を切る価格で買える。

ゴールドをたっぷり使用しているにもかかわらずだ。

僕個人的には最初のレッドゴールドの方が好きですが、

2つ目も悪くない、全く。

価格のバランスも良く、というか安い。

18K素材を使用している割にかなりお得だ。

まあ、こういう感じでパネライのレッドゴールドとピンクゴールドについてこれから僕も見分けれると思う。

パネライにもメーカー独自にゴールドに名前を付けてくれれば良いなと思う。

オロロッソというのは確かにイタリア語でレッドゴールドなんですが、

ブランド独自の配合をした特殊な色の名前がパネライにも欲しいかなと。