アメリカズカップをご存知ですか?

そう、国際ヨットレースのこと。

腕時計ブランドとアメリカズカップは実は切っても切れない関係にあります。

車のレースとも密接にかかわっているのはまずモータースポーツが時間を計測する協議であることが挙げられます。

他には車が男性の趣味であり、レーシングが一般的に男性のスポーツであるので、

そうなるとヨットレーシングが腕時計と関わっていても不思議ではない。

今までヨットレースというのがあることはぼんやりとですが知っていましたが、

スイスの腕時計メーカーがこぞってスポンサーになっているとは思ってもいなかったので、

最初にIWCがアメリカズカップを記念してプラダモデルなどを販売していたのにはちょっとびっくりしました。

オメガにもそういったモデルが存在し、

ロレックスもヨットマスターIIと呼ばれる、クラシックヨットレース専用にレガッタカウントダウンを搭載したモデルを出しているし、

実は時計業界はヨットやモータースポーツ一色だったりします。

さて、そんなアメリカズカップですが、

実はこのクラシックヨットレーシングはワールドカップよりも歴史が古い。

さらにはパネライの創業1860年よりも歴史が古く、なんと1851年からこの世界で一番大きな国際ヨットレースは開催されている。

なぜかこのトロフィーを見るとゲラーカップを思い出すのは僕だけだろうかw

今日はそんなアメリカズカップを記念して生まれたパネライのルミノールについて少々。

ルミノール-マリーナ-1950-アメリカズカップ-3デイズ-オートマティック-アッチャイオPAM00727
image by www.jw-oomiya.co.jp



PAM00727というリファレンスを与えられたルミノールで、第35回のアメリカズカップの公式ウォッチとして選出されたモデル。

2017年はパネライの年ということ。

ちなみに34回目はタグホイヤー、その前の33回目はオメガ。

アメリカの国旗に使用される赤と青が印象的な一本。

通常パネライの時計では青は差し色として針類などに使用されますが、赤は使用されることは無い。

コラボモデルだと一目でわかる組み合わせの1本だ。

ヨットレーシングのモデルはこれまでパネライは、レガッタシリーズを2001年から毎年販売していて、

主にルミノールから、ヨットレーシングにも使える機能が満載のモデルを近年は精力的に生み出しています。

それだけに今回のパネライのアメリカズカップ公式ウォッチの抜擢はよりしっくりくるものだと思う。

ルミノール-マリーナ-1950-アメリカズカップ-3デイズ-オートマティック-アッチャイオPAM00727

見るからにアメリカの国旗を連想させるかっこいいモデルだ。

躍動感を感じるルミノールというのは珍しい。

クロノグラフなどでは感じられないこの雰囲気。

ルミノール-マリーナ-1950-アメリカズカップ-3デイズ-オートマティック-アッチャイオPAM00727

裏蓋は公式ウォッチである証明、記念として、トロフィーがエングレービングしてある。

ちなみにレガッタではヨットが彫刻されている。

ケースサイズは44mm、パワーリザーブは3デイズ。

モデル名にある通りだ。

ルミノール-マリーナ-1950-アメリカズカップ-3デイズ-オートマティック-アッチャイオPAM00727

ムーブメントは自社製のCal.P.9010を使用した薄型キャリバーなので、

このモデル自体少し薄目の1本になっている。

素材はアッチャイオ。

ステンレス製のケースの意味なんですが、チタン製のモデルやセラミックの黒いモデルもあれば尚良いと思う。

とくに黒いチェラミカ製モデルなら青と赤に良く合うと思う。

ヨットレーシングモデルだけあって防水性は300m。

世界限定300本という数少ないモデルですが、2017年製なのでまだまだ新品で買うチャンスはあると思います。

ルミノール-マリーナ-1950-アメリカズカップ-3デイズ-オートマティック-アッチャイオPAM00727

このアメリカズカップ記念モデルのもうひとつ面白いところは、

レザーストラップ(革ベルト)が未処理で加工されていない点。

生のレザーの感覚を楽しめるという面白いしかけがある。

パネライらしい。

革本来の柔らかみを感じることが出来る表面の質感は一度味わってみたい。

そこにエンボス加工と呼ばれる、浮彫処理がレザー裏表に施してある。

この辺でもコストがかかっている。

あとは両サイドのステッチ。

これは説明不要。

300本限定なので、これでもかと随所に手間がかかっている1本。

ヨットレースが好きな人はその存在はご存知でしょうが、元々イタリア海軍に腕時計を届けていた企業なので、

ダイバーズ系の腕時計としてヨットレーシングとコラボしても違和感がまるでありません。

通常のルミノールからは感じられない雰囲気が癖になりそうな赤と青のモデル。

このモデルからヨットレーシングを見始めたりする人も出てきそうな、そんな1本。