ラジオミールとルミノールではどちらがクロノグラフが似合うでしょうか?

ケースの構造的にルミノールにはクロノグラフは少々重くなるかもしれないということが言えます

ルミノールが過去に、2000年代前半までにコラボしたモデルにはルミノールのリューズガード(リューズプロテクター)の上下に大きなプッシャーが付いたものがありましたが、

リューズガードがプッシャーの存在をうまく打ち消している感じで違和感があまりないクロノグラフが出来ていました。

現在ではルミノールのクロノグラフはケースの左側、つまりリューズとは逆のサイドについているものが見られるようになりました。

これはパネライがムーブメントを自社で作るようになったため、デザインに合わせてムーブメントの構造を変えれるようになったのも大きいと思います。

リューズとは反対側にプッシャーがあるクロノグラフというのはブライトリング以来なんじゃないでしょうか?

ブライトリングは世界で初めて(ゼニスとも言われている)自動巻きのクロノグラフムーブメントを生み出しました。

それまでクロノグラフモジュールの付いたムーブメントは手巻きであったため、

それとは差別化しようとプッシャーをリューズとは反対側に設置したのが最初の自動巻きクロノグラフ。

今ではそういう仕様のクロノグラフは見られないのでルミノールのクロノグラフにはちょっと興味をそそられる人もいるんじゃないでしょうか?

ということで今日はルミノールのクロノグラフのモデルの中で、リューズサイドにプッシャーがないモデルについてリストアップしていこうと思います。

ルミノール1950 クロノグラフ モノプルサンテ 8デイズ GMT アッチャイオ PAM00275

ルミノール1950 クロノグラフ モノプルサンテ 8デイズ GMT アッチャイオ PAM00275



まずはこれ。

プッシャーが一つしかありません。

これは通常のクロノグラフとはちょっとだけ機能が違う作りをしているもので、ワンプッシュクロノと呼ばれる機構。

つまりスタート/ストップ/リセットがすべて一つのボタンで行われる簡易的なクロノグラフ機能。

一つの対象しか計測出来ず、簡単な時間計測のみを目的とした機能なんですが、通常のクロノグラフよりもこっちの方が作りは複雑なんじゃないでしょうか?

モノプルサンテというのがそのワンプッシュクロノの意味。

44mmで8デイズの手巻き。

ムーブメントには自社製のCal.P.2004が使用されています。

ルミノール1950 クロノグラフ モノプルサンテ 8デイズ GMT チタニオ 44mm PAM00311

ルミノール1950-クロノグラフ-モノプルサンテ-8デイズ-GMT-チタニオ-44mm-PAM00311



これはチタンバージョンのモノプルサンテ。

ケースの色がステンレスよりも少しグレーがかった感じで、文字盤にもブラウンが使用されています。

ちょっとした渋めの雰囲気を味わいたいならこっちのモデルがおすすめです。

金属アレルギーにも有効なチタン。

パネライにはチタニオ製のモデルが結構多い。

ルミノール1950 クロノグラフ モノプルサンテ 8デイズ GMT チェラミカ 44mm PAM00317

ルミノール1950-クロノグラフ-モノプルサンテ-8デイズ-GMT-チェラミカ-44mm-PAM00317



次はセラミック製のモノプルサンテ。

セラミックのマットブラックの艶感のないケースと標準で装備された、これまた艶感のないレザーストラップが良い感じ。

オールブラックのルミノールクロノというのは若い男性にとてもお勧めできるクロノグラフ。

リューズとは反対側にあるプッシャーの存在が複雑機構の雰囲気を放っています。

クロノグラフであるにもかかわらず、プッシャーが反対側に、しかも一つしかないので、

『なんだこのボタンは?』という感じです。

ルミノール1950 3デイズ フライバック アッチャイオ 44mm PAM00524

ルミノール1950-3デイズ-フライバック-アッチャイオ-44mm-PAM00524



ようやく2つプッシャーがあるクロノグラフの登場ですw

『なんでプッシャーが左側にあるの?』と思えるこのスタイルがたまりません。

リューズと反対側にプッシャーがあると、なにかさらにすごい機能がある腕時計に見える。

自社製のCal.P.9100というフライバック機能を持ったクロノグラフを載せたムーブメントで、複数の対象を計測するのに役立ちます。

ルミノール1950 3デイズ フライバック アッチャイオ 44mm PAM00525

ルミノール1950 3デイズ フライバック アッチャイオ 44mm PAM00525



フライバッククロノのレッドゴールドモデルです。

レッドゴールド製のクロノグラフで18K素材でプッシャーが左側にあるクロノグラフというはさらに珍しい。

押しにくそうに見えるこの仕様ですが、それ以上のメリットがあります。

手首ではなく、腕側にあるプッシャーは実は一番外部からの破損が多い場所であります。

僕自身、IWCのクロノグラフをつけていて、こけて地面に左腕を付いた瞬間、プッシャーを一つ無くした経験があります。

もちろん修理代は結構かかるし、これが18K素材なら2倍、3倍取られるところです。

そういった面でもプッシャーは腕側、リューズは手首側、しかもリューズガード付き、

というパネライのクロノグラフは安全設計であると言えます。

とくにゴールド素材のタイプではこういう設計は非常に助かります。

ルミノール 1950 レガッタ3デイズ クロノグラフ フライバック チタニオ 47mm PAM00526

ルミノール 1950 レガッタ3デイズ クロノグラフ フライバック チタニオ 47mm PAM00526



次は47mmのデカクロノ。

レガッタカウントダウン機能がついた特殊なムーブメントを載せたヨットレース専用のルミノール。

チタンをケース素材に使用したモデルで毎年パネライが発表するレガッタモデルの1つ。

世界最大のヨットレースであるアメリカズカップをテーマとするカラーリングが特徴的です。

ルミノール1950 クロノグラフ モノプルサンテ レフトハンド 8デイズ GMT チタニオ 47mm PAM00579

ルミノール1950-クロノグラフ-モノプルサンテ-レフトハンド-8デイズ-GMT-チタニオ-47mm-PAM00579



このモノプルサンテは左利き用の人が右腕にするためのモデル。

ムーブメントを180度回転させてケースに収めてあるため、ワンプッシュクロノのプッシャーは今度は上側に来ます。

ルミノールのレフトハンドモデルではムーブメントこういう感じで回転させて使用するので、

180度違ったデザインになります。

ルミノールマリーナの場合は9時位置にあるはずのスモールセコンドは3時位置に来ます。

こういう感じのデザインの違いがレフトハンド、デストロの面白さ。

世界限定300本という数少ないレフトハンドのクロノグラフ。

チタンケースという点も時計をよりニッチにしています。

左利きじゃなくてもおすすめのレフトハンドモデル。

ルミノール 1950 3デイズ クロノ フライバック セラミカ 44mm PAM00580

ルミノール-1950-3デイズ-クロノ-フライバック-セラミカ-44mm-PAM00580



セラミック製のフライバッククロノ。

特筆すべき点はあまりありませんが、普通にモダンでかっこいいマットブラックなクロノグラフ。

ヌバックレザーの質感と色合いが黒と調和がとれています。

先ほどのセラミッククロノグラフと違ってプッシャーが2個あるだけで印象が大分変ってきます。

水色のカウンター秒針がとても良いアクセントになっています。

ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ クロノ フライバック オートマティック チタニオ PAM00614

ルミノール-サブマーシブル-1950-3デイズ-クロノ-フライバック-オートマティック-チタニオ-PAM00614



最後はサブマーシブル。

サブマーシブルになるとさらに違った雰囲気を醸し出すクロノグラフになります。

サブマーシブル自体変わった腕時計なので、クロノグラフのプッシャーが左側にあってもごつさはあまり変わりません。

その代わり、より遊び心のある腕時計に見えるようになる感じがします。

男ごころくすぐるごつい腕時計。

クロノグラフ搭載で特殊な環境下でも使用できそうなタフで高機能な腕時計という雰囲気を醸し出しまくっています。

こんな感じで9本ほど、ルミノールのプッシャーがリューズとは反対側にあるマニアック向けのクロノグラフですが、

他のブランドにはないデザインがやはり魅力の理由。

反対側にプッシャーがあることによってぶつけて壊しにくいというメリットもある現代のルミノールクロノ。

プッシャーが押しにくいというデメリットもあるかもしれないのでその辺は実物で試してみたほうがいいかもしれませんね。