前回は、ジャックマイヨールの生身の体での潜水記録についてちょっとお話したんですが、今日もそれ関係のこと。

ジャックマイヨールはフランス人ダイバーでイルカを日本で初めて見たとかどうとかいう逸話がある人です。

世界的にかなり有名な人なんですが、55歳の時に105メートルの深さまで生身の体で潜ったという鉄人。

39歳の時に作った60メートルという記録をはるかにしのぐ凄さ。

年を取ったほうが潜りやすいのか?

体力的には明らかに30代の方があると思うのですが、訓練やメンタルで年とともにさらなる高みへ到達したのでしょうか?

それはそうと、もともとパネライの時計は防水性が300メートルが標準だったりするほど、平均して気密性や強度などが高いモデルばかりなんですが、

防水性が1000メートルもあるルミノールサブマーシブルについて前回はいろいろとお話ししました。

今日はその続き、みたいなもの。

ルミノールサブマーシブルには2500メートル潜れるモデルが存在するという話。

2500メートルの水圧ってどのくらいだろう?

水深100メートルでの水圧が、1立方センチメートルあたり10キログラムだったので、単純に25倍すると250キロ。

1センチ四方の面積に250キロのモノを載せても壊れないということになります。

ルミノールサブマーシブルはクッションケースなので、例えば50mm径の時計とすると、

半径 x 半径 x π = 2.5cm x 2.5cm x 3.14 = 19.625平方センチメートル

ということになり、計算しやすいいのでこれを20平方センチメートルにすると、

時計の表面全体で、

250kg x 20 = 5000 = 5t

5トンの加重がかかることになります。

ひょえーだ。

そうなると思いっきりたたきつけても壊れたりしないのかな?

と疑問に思ってしまいます。

まあそんなことする人はいないと思うのですが、夫婦ケンカの時には大事な物は隠しておきたいw

ルミノール サブマーシブル 2500 世界限定1000本 チタン 47mm PAM00194

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47mmのごっついルミノールサブマーシブルです。

2004年に誕生したという世界限定1000本の驚異的モデル。

どう驚異的かというと、さっきもお話しした防水性。

2500メートルの防水性を誇るというすごいシリーズ、ルミノールサブマーシブル2500の中の1モデル。

2004年なのでパネライの中でも最初の方に誕生し、年間生産本数が少ないので数年に分けて限定販売されたモデルです。

搭載されているムーブメントはCal.OP IIIというクロノグラフムーブメントのクロノグラフモジュールを外して軽量化されたキャリバー。

クロノメーター検定協会公認の精度の高いムーブメントを載せています。

ルミノール-サブマーシブル-2500-世界限定1000本-チタン-47mm-PAM00194

通常のパネライよりもやっぱり裏蓋が少し盛り上がっています。

2500メートルの水圧に耐え得るには各所で補強が必要なわけです。

ヘリウム排出バルブは必須機能。

ケースも47mmと、大きく頑丈に作られています。

こういうスペックにダイバーズマニアはこだわりが強いんじゃないでしょうか。

ルミノール サブマーシブル 2500 世界限定250本 ステンレス 47mm PAM00285

ルミノール-サブマーシブル-2500-世界限定250本-ステンレス-47mm-PAM00285



あまり特別な仕様変更が見られないサブマーシブル2500ですが、ケース素材が違います。

PAM00194よりも新しいモデルで、限定生産数も1/4まで減らされている。

PAM00194でチタン製だったケースはステンレス素材に変わりました。

その他で違いがあまり認められないモデルなんですが、販売された数がかなり少ないのでいずれ希少性の面から徐々に価格が上がりやすくなっていくんじゃないでしょうか。

ルミノール サブマーシブル 2500 クロノパッション レフトハンド 世界限定100本 チタン 47mm PAM00358



これは人気が高いでしょうね。

かなり。

2500メートルの防水性を持つモデルのレフトハンドモデル。

ただでさえ珍しいレフトハンドがサブマーシブル2500のチタンケースで登場です。

さらに、さらに、世界限定100本という驚異的な少なさ。

これは時間とともに価値がどんどん上昇しそうな、そんな予感の強いモデル。

デストロモデルなので人気はやっぱりかなり高い。

金属アレルギーにも有効な素材であるチタニオを使用していて、

人気が高いレフトハンド+極端に少ない球数。

これは持っておいて損はないモデルでしょう。

手に入ればですが。。。

クロノパッションという名前もかっこいいし、サブマーシブル2500シリーズでは一番おすすめのモデルですねこれは。

ルミノール 1950 サブマーシブル 2500 3デイズ 世界限定1000本 チタニオ 47mm PAM00364

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4本目は3デイズの長いパワーリザーブが付いたモデルです。

ここで初めて自社背ムーブメントが搭載されました。

Cal.P.9000と呼ばれる自動巻きムーブメントで、9000系の基本となるキャリバーです。

デザイン的には基本的に変わっていませんが、新しめのモデルなのでやっぱりどこか初々しい。

これでアラビアインデックスのサンドイッチ文字盤とかならかなり人気が出るんでしょうがそういう特別モデルが100本くらいあればなと思う。

世界限定1000本で、誕生したのが2014年なので、まだまだ新品が買えそうです。

3デイズはやはりかなり重宝する長さ。

2500メートルの防水性能の必要性はあまりありませんが、こういう高いプロ用スペックを一般的に所持していることに意味があるわけです。

その辺がこちょこちょと僕らをくすぐるんです。

ルミノール 1950 サブマーシブル 2500 3デイズ レフトハンド 世界限定1000本 チタニオ 47mm PAM00569

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またもやレフトハンドのサブマーシブル。

全体でもモデル数が少ないサブマーシブル2500にレフトハンドが2モデルもあったんですね。

このデストロモデルは近年登場したモダンな1950のタイプで、ムーブメントも自社製を使用しています。

3デイズの自動巻きCal.P.9000を180度回転させて使用しているレフトハンドモデルには、

クル・ド・パリの模様をした文字盤が使用されています。

ここで初めてサブマーシブル2500に高級仕様の装飾が使用され、オシャレな超ダイバーズにデコレートされています。

しかもレフトハンド。

これもおそらくとても人気が高い。

限定数も1000本と多めの設定なので、新品を買える期間も少しは長い。

このモデルならおしゃれなファッションでも違和感が大分少ないデカゴツ時計になることでしょう。

こういう感じでサブマーシブル2500のモデル5本。

これからも微妙な変更を加えながら限定数を調整して2500シリーズが登場するはず。

どんな違いがあるか見分けるのも楽しいし、特別な仕様が今回のクル・ド・パリダイヤルのように施されてくると、

パネライっておもしろいな、なんていう感じにもなります。

実際このブランドはやることなすこといろいろ予測不能で面白いんですけどね。

たまにユーザビリティを無視したところがあるんですが、そこがパネライらしいので憎めませんw

近年のパネライはロレックスのようにものすごい技術力をつけてきています。

新たな素材開発やムーブメント開発などなど、特許もいっぱい持っている。

それゆえにこれからどんな高防水性能のサブマーシブルを登場させてくるか楽しみだ。