これまでに左利き用のルミノールについてお話したことがあったのですが、今日はその続きというか関連した話。

パネライには他社には無い左利きモデルがたくさんあります。

この辺でもユーザビリティが高いブランドでもあり、脱他社製ムーブメントの使用を図ってからパネライの腕時計の利便性や実用性はどんどん向上しています。

その中でもロングリザーブの面ではパネライがスイス一と言えます。

3デイズのパワーリザーブが搭載されたムーブメントがかなり幅広いモデルに使用されています。

8デイズ、10デイズとリザーブ時間に反比例して使用される数は減ってきますが、ブランド全体でりざー時間が長い。

あとパネライが特殊である理由に、レフトハンドモデル(デストロ)を広く作っているところがあります。

パネライ以外で左利き用、つまり右腕にする用の腕時計を見たことはあまりないと思います。

その辺がパネライを選ぶ理由になっている人もいるはず。

前回はルミノールのレフトハンドについてでしたが、今日はルミノールサブマーシブルのレフトハンドPAM00569について。

PAM00569



このモデルは他のサブマーシブルと随所で仕様が違います。

まず違うのが文字盤。

縦線横線はいっていて浮き彫り加工みたいになっています。

立体的にデザインされていて手間がかかっています。

この文字盤デザインがこのサブマーシブルの一番と言える特徴。

クル・ド・パリと呼ばれる模様の文字盤らしい。

パリの石畳という意味らしいのですが、英語だと『 Hobnail 』つまりびょうくぎ。

あたまが大きく出ている釘で、これがいっぱい刺さっているとこういう感じに見えるらしい。

Hobnail

この感じ。

確かに敷き詰められている感はHobnail柄からもしれません。

という感じで文字盤が作るられているので、ロゴやインデックスがアップライド方式になっています。

アップライドとは文字盤に穴が開いていて、プレートみたいなのが固定されている。

立体感を生み題したいときにはこの方式が使われます。

これがこのルミノールサブマーシブルPAM00569がエレガントに見える所以。

実際、クル・ド・パリ文字盤は高級仕様のスイス時計に使われる文字盤で、こういったダイバーズウォッチに使用されると、ギャップがあって面白い。

ルミノールサブマーシブル-2500-レフトハンド-PAM00569

このモデルの最大の特徴は文字盤と言いましたが、

やっぱりレフトハンドであることは忘れてはなりません。

ずっと見てるとレフトハンドがノーマルかわからなくなるんですがw、やっぱりレフトハンドは人気が高い。

ルミノールの特徴であるリューズガードはやっぱり手の甲に当たったりします。

レフトハンドを左手につける場合はそういったこともなく、逆にどの腕時計よりも良い着け心地が良い。

他の時計ではリューズがありますからね。

僕もこけた時にクロノグラフのプッシャーを壊したことがあります。

リューズやプッシャーなどの壊れやすい部分が手首側ではなく腕側にあれば装着感は割とストレスフリーだったりします。

さらにこのモデルの良いところは、素材がチタンであること。

金属アレルギーで、スイス時計をあきらめなければいけない人もやっぱりたくさんいるわけです。

パネライにはそういった人へ向けたチタン製の時計やセラミック製の時計が数多くあります。

他社よりも多いはず。

ロングリザーブ、レフトハンド、金属アレルギー、などなどたくさんのユーザビリティを考慮したモデルが多い。

あとこのモデルのもう一つの特徴は、おそらく一生使うことのない2500メートルの防水性。

2.5kmの水深まで耐えれる防水性を誇っています。

それゆえにケースはややゴツく作られていて、男の腕時計という無骨さも見られるんですが、文字盤のエレガントさでそれを緩和しています。

というか変わった高級志向の腕時計というニッチなジャンルをまたもや確立していますw

しかも防水性は2500メートル。

時計表面で、5トンの荷重にも耐えられるという。

時計自体はごついのですが、文字盤が綺麗で両極端な仕様が合わさった1本。

パワーリザーブも3デイズと長く、利便性も高い。

大きく重く見えるケースですが、チタンを使用しているので見た目よりも軽い。

割とデメリットの少ないサブマーシブルで、ターゲットとしている人がハードコア向けの1本。

存在感をアピールできる高級仕様のスーパーダイバーズだ。