SIHHで発表されない新作パネライ

新年を迎え、1月、2月、3月になると腕時計の業界が忙しくなります。

ジュネーブサロンやバーゼルワールドなどが開催されるので、時計メーカーも取材するメディアや雑誌社などは結構大忙しです。

世界中の時計ファンなどや関係者などが世界中からどっと押し寄せてくるので、ホテル業やレストラン、あとは周辺の観光地も忙しくなります。

移動に関連する企業も後継機となる季節なんじゃないでしょうかね。

さて、そんな冬にはSIHHなどでパネライは新作を発表したりするんですが、時には代替的に発表されたモデルの陰に隠れていたり、全く存在を知らなかったというような新作も後から出てきます。

そう、中には新作発表されなかった腕時計たちもあるようで、限定品などのモデルはひっそりとブティック限定で販売されたりするようです。

PAM00932と呼ばれるラジオミール1940がそうなんですが、今日はその美しさに迫ってみたいと思います。

ラジオミール1940 3デイズ アッチャイオ 47mm Ref.PAM00932

ラジオミール1940 3デイズ アッチャイオ 47mm Ref.PAM00932


このモデルがそうです。

綺麗な青色をしたダイヤルは海の色を表現しているそうな。

黒と青のグラデーションがかかった美しい文字盤で、近年流行する青ですが、パネライの時計哲学を表すかのようなディープブルーだと言えます。

もともとダイバーズ用に作られ、イタリア海軍に納品していたメーカーですから、ダイバーズウォッチとして進化していったのがパネライなんですが、

過去の作品は防水性300メートルを備えるモデルばかりで、そんな風には見えないのに、サブマリーナと同じだけの潜水性能を備えていたんですね。

今でも300メートル防水のモデルはありますが、コストダウンからか100メートル防水のものが増えてきました。

日常使用にしかしない場合がほとんどなのでこの辺は問題ないですが、パネライの歴史からすれば少々残念。

ですが、この文字盤を見れば防水性なんてどうでもよくなっちゃうじゃないかなと。

ラジオミール1940 3デイズ アッチャイオ 47mm Ref.PAM00932

こんな感じで非常に美しい。

グラデーションと言えばPAM00687などの復刻ラジオミールでも使用されていましたが、ラジオミールの方がグラデーション文字盤が良く映えるんでしょうか?

ロレックスのシードゥエラーのディープシー Dブルーでも青と黒のグラデーションがかかった文字盤が使用されていますが、そういったタイプのダイヤルは海の時計により使用されることが多いみたいです。

さて、そんなPAM00932ですが、スペックを軽く説明すると、

大きさは47ミリと、ラジオミールでは一番大きいサイズ。

1940シリーズなので、ラグが太めでルミノールと同じ感じです。

ワイヤーループラグでグラデーション文字盤ならもっとよかったんですが。。

パワーリザーブは自社製ムーブメントCal.P.3000が織りなす手巻きの3デイズ。

まとめ

やっぱり腕時計にとっては顔である文字盤に綺麗な細工が施されているとやっぱり魅力的に感じます。

海の時計として生まれたラジオミールに深海の様子を表した文字盤を合わせるのはとてもしっくりきます。

僕としてはワイヤーループラグのラジオミールでもこういった文字盤のモデルを発表してほしいんですけどね。

ただ、全体的に見ても文字盤がきれいだし、ルミノールのリューズプロテクター(リューズガード)やラジオミールのワイヤーループラグが苦手な人が一定数いますから、需要はやっぱり結構あると思います。

ブティック限定というのも良い。