ツッコミどころの多い腕時計は多いです。
僕が最近突っ込みたくなった腕時計の一つにユリスナルダンの新作ミニッツリピーターモデルがありますが、詳細は皆さんでお探しくださいw
さて、僕が常々突っ込みたくなる腕時計の一つにボールウォッチと呼ばれるアメリカのブランドの腕時計があります。
なにせこのブランドの腕時計はコスパが非常に高い。
そういう面で僕はひとりでボールウォッチにポジティブオーラのこもったツッコミを入れていたのですが、今日はそれを文章に起こしてマインドをすっきりさせたいと思いますw
エンジニアIII シルバースター Ref.NM2182C-S2J-BE
このモデル。
ボールウォッチ・アルミニウムブロンズを使用した耐蝕性、実用性の非常に高いパイロットウォッチ・エンジニアIII ブロンズスター Ref.NM2186C-L1J-BK
こちらの記事で紹介しているブロンズスターのステンレスモデルが今回のモデルなんですが、やっぱりこのブランドすごい。
スペックはだいたい、というかほぼ共通しています。
ただブロンズスターは43ミリと、大ぶりで、シルバースターはブレスレットタイプだからか、40ミリと、少し小ぶりに作られています。
さて、このモデルなんですが、同じく耐磁性の高い腕時計としても知られています。
ボールウォッチの知名度は確かに低いですが、このブランドを知っている人は必然とマニアックかその性能、機能に注目している人だと思います。
そのうえ安いとくれば頭の中でウォッチリストに入れたくなるものです。
ミューメタルというニッケルと鉄の合金を使用したインナーケースを使用しているのがポイントで、耐磁性を高めるために2重構造で電磁波からムーブメントを守る方式を採用しています。
その点で言うとIWCのパイロットウォッチと同じなんですが、耐磁性はボールウォッチの方が高い。
現代社会では電磁波なんかは避けられませんから、実は結構耐磁性の高い腕時計は重宝します。
例えば僕がこうしてコンピューターでブログを書いている場合でもCPUが放つ高い周波数がムーブメントに悪影響を与えるし、ワイヤレスランの波もそうだ。
電磁波などがムーブメントにどう悪影響を与えるかというと、簡単に極端に言えばムーブメントが磁石化するということ。
そうなると時計は遅れに遅れ、使い物にならなくなるわけですから、一度自分の時計が日差どのくらいあるか計ってみることをお勧めします。
このミューメタル製のインナーケースのおかげで、5000Gsという衝撃にも耐えうることが出来るという。
つけてて野球をしたりバスケットボールしたりできるということでしょうか。
あと、ブロンズスターもそうですが、すごいのは耐震性。
ヒゲゼンマイへの衝撃を66パーセントカットするスプリングロック耐震装置が備え付けられています。
タマホームもびっくりだw
このモデルにも自発光するマイクロガスライトがインデックスや針に使用されている。
この腕時計がロレックスなら100万円を超えるはず。
ですがボールウォッチなので20万円くらいで収まるわけです。
この辺が最初にお話ししたツッコミどころなんですが、皆さんも少しだけわかっていただけたと思いますw
パイロットウォッチとしても結構かっこいいし、実用性も高いから、普段使いの位置づけでガシガシ使いたいタイプの腕時計です。
そういうカテゴリだと贅沢なモデルですが、パイロットウォッチ好きというのはいつでもそんざいしますからね、ブランドとパフォーマンスでいうとコスパは高いです。