腕時計には各社、得意な部分がある。

オメガは耐久力や耐磁性のある時計を作るのが得意だし、

ゼニスはエルプリメロが有名。

IWCやブレゲには最高のデザインがある。

そしてロレックスには最高の精度がある。

そしてもう一つ忘れてはいけないのが、防水性。

この2つでロレックスにかなうメーカーはまずないだろう。

精度はクロノメーター検定協会が定める基準の2倍の精度をパスしたものしか市場に出さないという徹底ぶり。

おそらくそれすらロレックスには容易なことなのだろう。

ただそれまでには並大抵ではない努力があったのだと思う。

さてそんなロレックスが秀でる精度はまた後日機会があったらお話しようと思う。

さてこの画像を見て思うのは。。

タコ?

タイタニック?

ロマンジェローム?

ダイバー?

サメ?

そうなんです、

ロレックスが誇るシードゥエラー・ディープシー。

防水性は3900m。

これまであった飽和潜水用に作られたモデルでも、

1220mと、飽和潜水の範囲の2倍という深度。

それをさらに3倍以上に防水性を補強したディープシーというモデルが、2008年に出ている。

このモデル。

シードゥエラーディープシー。

屈強な男の腕時計。

といった感じで、でかい!

直径44mm、ケース厚1.75mmというロレックス初のデカウォッチ。

といってもロレックスのでかいは意味がある大きさ。

この厚みは5mm厚のサファイアクリスタルからきている。

リングロックシステムといって、

水圧がかかればかかるほど両面からケースを押し、

中を密閉していく装置が付いている。

この3つの丸が信頼の証。

トリプロックリューズといってケースとリューズの中のパッキンの数が違う。

これが潜水艇くらいの密閉度を実現している。

しかしこのディープシー、実は結構嫌われ者だったりする。

Ref.16600の終了で登場したのがサイズ感が全然違うデカウォッチ。

44mmでおよそ4kmも潜れるこの腕時計はやっぱり日本人にはでかいよ、

という感じで敬遠された節がある。

それゆえに登場した6年目の正式な後継種Ref.116600ですが、

僕はこのディープシーがそんなに嫌いじゃない。

というかでかウォッチというカテゴリとしてみればすごく魅力的で、

ミリタリー系にも見えたりする。

まあ確かにスーツのおさまりは悪いかもしれないが、

普段使い、ましてやTシャツにデカドゥエラーを合わせるのは存在をアピールしているみたいでかっこいい。

色的にもデザイン的にもいやらしさが全然ない。

シードゥエラーとして見るのではなく、

ロレックス唯一の超ハイパフォーマンス防水のデカウォッチとしてみればなんらいうことはない。



このモデルにはナショジオと共同でマリアナ海溝単独潜水に成功したジェームズキャメロン氏へのオマージュとして誕生した、

ディープブルーモデルがある。

さきほどのタコが登場した画像のような文字盤が深海を想像させる。

116660シードゥエラーディープシー