2018年のバーゼルワールドで発表された新作スポーツロレックスが最近どんどん市場に出回ってきています。

夏ごろになるとようやく僕たちのところにも届くようになるんでしょうかね。

3月に発表されたと思っていたらも夏です。

時間が経つのが早い、、というようなことを前回も話していましたが、そんななかでもロレックスは正確な時刻を刻みますから、時間の流れが速く感じようがロレ様が言うんだから信じるしかないんです。

前回僕はこちらの記事で3月のバーゼルワールドで目玉商品として発表されていた新作のGMTマスターII Ref.126710BLROがようやくお店で買えるようになったという趣旨のことを書いているんですが、

同時期に新作として誕生したGMTマスターII Ref.126711CHNRもまた市場に登場しているんですね。

GMTマスターII Ref.126711CHNR

GMTマスターII Ref.126711CHNR



こういうやつなんですが、忘れちゃった人のためにおさらいすると、、新作GMTマスターIIのコンビバージョンということです。

もちろんそれに合わせてベゼルの色もこれまでにないツートーンカラーになっています。

これまでロレックスで多かったのはイエローゴールドとのコンビですが、最近ではヨットマスターをはじめ、エバーローズゴールドとのコラボモデルも次々に出てくるようになりました。

GMTマスターIIにはこれまでイエローゴールドとのコンビモデルは存在していましたが、エバーローズゴールドとの新たなコンビバリエーションが2018年のバーゼルで発表されたときは、ステンレスモデルと同様に注目を浴びたものでした。

なにせエバーローズゴールドとステンレスのコンビ自体珍しく、ツートーンベゼルにもこれまでにない配色を施していますから、珍しさという面でやっぱり注目されました。

さて、そんなコンビモデルのGMTマスターIIなんですが、価格がこれまた200万円を上回っています。

定価は確か170万円くらいでしたから、これまた大幅に予想を上回る上昇率を見せています。

しかも面白いことにゴールドを使用しているコンビモデルの方がステンレスモデルよりも安いという点。

通常腕時計というのはブランドの価値に対してどんな素材を使用しているかでだいたいのベース価格が決まってきます。

それに複雑機構などが搭載されると時計の値段が跳ね上がったりします。

ロレックスはその辺で言うとその他の時計メーカーとは少々異なったブランドなんですね。

例えばロレックスはトゥールビヨンや永久カレンダー、ミニッツリピーターなどのコンプリケーションは作りません。

なぜだかわかりませんが、遊び心や技術を見せるための機構は腕時計には搭載してこないんです。

その代わり人気というものが時計の価格に反映されているんですが、そういった現象は他のブランドにはなかなか見られないんですね。

例えばオメガなどのブランドではどのモデルも定価より安いし、その価格が為替以外の影響で変化することはあんまりありません。

お店によって価格帯が違ってきますが、ばらつきはあっても値幅はだいたい同じ。

それがロレックスになるとどうでしょう。

為替の変動以外で時計の値段が上下します。

というかは年々時計の価格は上がっていく一方なんですが。

話がそれてしまいましたが、新型デイトナでもこの『人気』というものがステンレスモデルの価格を引き上げ、ゴールド素材を使用したコンビモデルの値段を超えるという逆転現象が起こっています。

今回のGMTマスターIIもおそらくステンレスモデルの方が価格が上昇していくでしょうが、コンビモデルの方がこのまま値段は据え置きという気がします。

予想に過ぎないので断言はできませんがステンレスとコンビモデルの新型GMTマスターIIの価格差は広がっていくんじゃないでしょうか。

元をただせば金自体も人気があるからここまで任類の歴史で価値が見出されてきたわけでなんですが、今回の逆転現象から見て分かるように、ゴールドの価値は人気があってもより安定的です。

通常、素材のみで判断するならコンビモデルの方が高いはずですから、ステンレスモデルのGMTマスターIIの方が高いということはより不安定な人気という風に解釈できますが、ロレックスブランドがその人気をより安定的なものにしているとも言えます。

ゴールドを使用している時点で資産として持っておきたい1本であることは間違ないありませんから、逆にこのまま価格差が開いていくようならコンビモデルの方がおすすめかもしれません。



image by monochrome-watches.com