ロレックスの腕時計はまさに質実剛健という言葉がしっくりきます。

ロレックスの腕時計は何度も言っているんですが、実用性がすごく高い点、これが一番の大きな特徴です。

それゆえに腕時計を発表するときは、完璧なるまでに使い勝手を検証し、改善点があればどんな微小な点でも改良してくるんですが、

その変更ぶりは少々神経質と言えます。

例えば文字盤のフォント。

線が少しばかり長くても短くてもだめ。

インダイヤルの枠とか、そういったものにもこだわりがあります。

ロゴのフォントをびみょーーーーに太くしたり、うんぬんかんぬん。

ユーザーが気付かない変更が非常にたくさん存在するもんですから、ロレックスを研究する人たちまでいるくらいです。

この線がこうだと、何年から何年の間に作られたもので、希少性があります、どうのこうの。

これがロレックスのコアなファンを魅了しているんですが、先代のデイトナ Ref.116520にもその様子が見られます。

116520デイトナ フォント
image by watch-monster.com

例えばこの違いがお判りでしょうか?

この写真を見せられても微妙にしかわからないw

こんなのを研究するなんて、正気の沙汰じゃないw

というのは冗談ですが、

こんなのよく気付いたなぁ、と感心せざるを得ません。

これ見比べないとわかりませんから、いくつか個体が必要になるので、それ自体がハードルになります。

時計関係者じゃないと。

ごらんの通り、左側のマイナーチェンジ前の方がフォントが微妙に細いんですが、この違いがみられるようになったのは2011年くらいからだそうです。

毎年比べないといけないw

ロレックスはこういった微妙な変更を割と頻繁に行っていて、スペースの幅とか、行の間とか、バランスを考えて試行錯誤しているみたいなんですが、

知ってか知らずが、この違いが希少性を生むんですね。

こんなのどっちでもいいじゃん!

というのが正直な感想ですが、それを見越して、人気が出そうだというモデルがあれば西へ東へ走るのがロレックスマニアやロレックス投資家だったりします。

ロレックスを買うのは株を買うのによく似ています。

株価が上がりそうだぞ、と思えば株が買われるように、自分が欲しい欲しくないは別として、価値が上がるかどうかで判断される良い投資材料になっています。

そのためユーザーが多いのと、コレクターが多いことが合わさって、ロレックスの価値は世界中で上昇し続けています。

リシャールミルやウブロのように急激に上昇しているわけではないので、とても根が深いディープな人気だと言えます。

こういうのを探すのがロレックスファンには何より楽しいことでしょう。