復活したエアキング、だけど、、、

ロレックスの腕時計でこれまで廃盤になったシリーズがあったでしょうか?

僕が思いつくシリーズはGMTマスターのみですかね。

GMTマスターが廃盤になったのはGMTマスター2が登場して、見た目も搭載している機能も被っていることから、お役目が終わったのかなと思うんですが、当然、その後GMTマスターが再登場することはありませんでした。

まあ、ロレックスだし、一度決めたら貫きそうなメーカーですからね。

何かを決定する前もかなり熟考しそうな企業というイメージも、なんとなくですがあります。

そんなロレックスですが、皆さんもご存知のとおり、一度消えたエアキングが2年後に復活しているというこの妙な現象。

ロレックスは一度エアキングを無くしているんですが、その後2年と言う短い期間を経てから、大型化したエアキングを発表しています。

エアキング Ref.116900
116900

こういうモデル。

これが現代によみがえったエアキングなんですが、まあもう昔のエアキングとはちょっと違いますね。

エアキング Ref.114200
エアキング114200



これが昔のエアキングですが、ケースサイズも34ミリですから、40ミリの新型と比べてももはや同じ時計とは言いにくいんじゃないでしょうか。

大きさだけじゃなく、インデックスの感じも、パイロット用に時間を読みやすくしているのか、2桁の数字をそのまま並べたインデックスになっているですね。

ロレックスはスポーツモデルの中では、18KゴールドのデイトナやエクスプローラーIの3、6、9を除いてはアラビア数字を使用したインデックスはとても珍しく、こんな風に2桁の数字を読みやすく並べたインデックススタイルはロレックスのみならず、腕時計全体で珍しい仕様と言えます。

ですから、これまでのエアキングと比べると、もはや過去モデルの面影はありません。

ケースサイズが大きくなったのもありますが、最近のスポーツモデルのロレックスは、堅牢性を高めるためか、ケースの直径以外でもどこかがっしりした感じがあり、ケースラグやブレスレットの感じなんかもごつくなっている印象があります。

そういったことからも今のエアキングはもはや違う腕時計として見たほうが良いのかなと。

エアキング Ref.116900の価格推移

とはいうものの、2016年に2年のブランクを経て復活したエアキングがロレックスのラインナップに加わってよかったと思います。

選択肢は多いほうがいいですからね。

あと、蘇った新生エアキングもこれはこれでよりスポーツタイプになっているから需要はあると思います。

まあ、ロレックスですから、需要がないわけないんですが、その他のスポーツモデルと比べても、先ほども述べたように、珍しいインデックススタイルなども含めて、ちゃんと棲み分けが出来ているという印象です。

どのモデルともかぶっていない。

そんなエアキングですから、ロレックスのその他の主要スポーツモデル同様、価格も上昇しているのかなと思いきや、ここ2年のエアキングの価格推移を見てみても、波はありますが、変化がないんですね。

エアキング Ref.116900 価格推移
エアキング Ref.116900 価格推移

image by kakaku.com



このグラフは、エアキングが登場した2016年から2018年の2年間の価格の推移を表したグラフなんですが、水色が新品の平均価格でピンク色が最安値の価格です。

割と波を打ってはいるものの、この2年間で価格があまり動いていません。

ロレックスのスポーツモデルの中ではこんなのは非常に珍しいです。

デイトナやサブマリーナ、シードゥエラーなら価格が右肩上がりに上昇していても何ら不思議じゃありません。

ですが、その中でも存在感の薄めのミルガウスの価格推移を同じくここ2年で比較してみてもやはり30パーセントくらいは上昇しています。

まさか本当にエアキングの人気はロレックスの中では一番低いのでしょうか?

もしかしたら、一度消えたシリーズで2年というブランクがあったのも影響しているのかもしれません。

あとは、これまでのエアキングユーザーが、大きな外観の違いから、ファンをやめてしまったのかもしれません。

こちらの記事ではロレックスが提示する定価と市場で売られている新品のモデルとの差などを書いているんですが、確かにエアキングの新品販売価格は定価を割っています。

ロレックスのスポーツモデルのほとんどは、定価をかなりの割合で上回っていますから、確かにエアキングの人気はロレックス内でも低いほうなんですね。

一般的には時計でも車でも定価を下回るものなんですけどねw

まとめ

エアキングというと現代と過去のモデルでは全く違った腕時計が想像される、ロレックスとしては珍しいシリーズです。

デイトナの手巻きと自動巻きでも違いがあると思いましたが、エアキングの現行ラインナップと過去のモデルはさらに違っています。

それが理由かどうかはわかりませんが、2016年に復活してから、価格はほとんど変わっていません。

知名度もやはりまだ低いのかもしれないので、これから価格が上昇するのには時間がもう少しかかるかもしれませんね。

上昇傾向は見せているので、数年以内には30パーセントの上昇も見られるかもしれません。

2016年に登場したばかりですから、新型は当分出ないでしょうが、マイナーチェンジで何かが変更されるか、その他のロレックスの価格が高騰しまくるか、すれば、その流れがエアキングにも出てくるかもしれません。

何にせよ、エアキングが好きな人にはラッキーと言えるでしょうね。

ロレックスの中でも一番安い部類に入るスポーツモデルですからね。

まだまだ伸びしろはあると思います。