アーノルド&サン・独立した輪列、香箱、脱進機を持つGMTウォッチ・インストゥルメント DBG スケルトン Ref.1DGAP.S10A.C120P

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アーノルド&サン・独立した輪列、香箱、脱進機を持つGMTウォッチ・インストゥルメント DBG スケルトン Ref.1DGAP.S10A.C120P

現代の時計業界はスイスが牛耳っている感じになっています。

そりゃあもともと時計はスイスが生んだお家芸で、スイス=いい時計というイメージが出来上がっていますから、新たに時計を作るとなるとたいていはスイスに会社を構えたがります。

その中で自国を誇りとする時計師などが自国で会社を立ち上げるということもごくまれにですがあるんですね。

ベル&ロスがフランスに時計メーカーを構えているのがそのいい例。

日本のセイコーなどはもともと日本の企業で日本で時計を作っていますから、スイスではありません。

アメリカ発の時計ブランドは結構あって、ブローバ、ハミルトン、ボールウォッチなどはアメリカを代表する優秀な時計ブランドです。

あとはだいたいがスイス。

ただ、異例なんですが、アーノルド&ソンと呼ばれるイギリスのブランドが実は存在する。

1700年代に出来たこのブランドは一時的に休眠状態にありましたが、有名な高級ムーブメントメーカーの買収によって18世紀にイギリスで生まれたブランドは2010年によみがえったんですが、そのままブランドはイギリス生まれとして再興しています。

さて、このアーノルド&サンというブランドはなかなか面白いブランドで、時計がなかなかスイスっぽく、古典的なんですが、歯切れのいいデザインをしているのが特徴的です。

アーノルド&サン・イギリスの王族に時計を作っていた時代を象徴するロイヤルの新作・ロイヤル トゥールビヨン クロノメーターNo.36 Ref.1ETAR.G01A.C112A

こちらでも紹介しているんですが、シャープな部分を時折混ぜたデザインはなかなかのものです。

インストゥルメント DBG スケルトン Ref.1DGAP.S10A.C120P

インストゥルメント DBG スケルトン Ref.1DGAP.S10A.C120P


例えばこのモデルはマリンクロノメーターを作っていた時代を象徴するシリーズで、インストゥルメントと呼ばれるやつ。

それの2017年の新作なんですが、透けた文字盤から見えるレイアウトがアーノルド&サンらしいデザイン。

どうやらアーノルド&サンはわりと独自の道を行っているみたいで、他社がしないようなことを結構やってる感じ。

例えば輪列や香箱、テンプなどをすべて同じサイドに配置して歯車の伝達をすべて見えるようにしたり、GMT機能が付いたモデルも第2時間帯を制御する機構が独立しているので時間調整も1時間おきじゃなく、独立で出来るようになっている。

つまり機械式のムーブメントが2つ入っている感じです。

最初香箱が2つ入っているので90時間くらいパワーリザーブがあるのかなと思ったらそれぞれのムーブメント用だったんですね。

18Kレッドゴールドの綺麗なケースはやっぱり魅力的です。

ゴールドだったらやっぱりピンクゴールドかレッドゴールドがいいかな。

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