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さて、日本のお家芸と言えば。

何でしょうね。

日本はいろいろ過去に外国で作られたものを真似して、それ以上のものを作るというのが得意で、どんな分野においても日本はその芸で世界最強であることが世界で知られています。

トヨタでいう、カイゼンだ。

そういえば日本が最初であるものに、クオーツ式の腕時計があった。

セイコーのアストロンのプロトタイプが1967年にスイスのCEHと同時期に世界初となって、1969年にはセイコーが世界で初めてクオーツの腕時計を販売します。

当時は1本が小型車並みの価格で機械式と変わらなかったんですが、セイコーが特許を公開したことで各社クオーツウォッチを販売しご存知の通りスイスの機械式時計ブランドがバタバタと潰れました。

ですから、時計は時計でも日本のクオーツは世界に先駆けたお家芸と言えます。

1969年と言えばブライトリングやゼニスが世界で初めて自動巻きのクロノグラフムーブメントを作った年で、アポロ11号が月に降り立ってオメガのスピマスが超がつくほど人気が出そうなときだったので、セイコーがそこで水を差した形になったんですね。

機械式時計のスイス勢を食い止めることにセイコーが成功したわけですw

すみませんw

今では機械式時計のブームが再来し、クオーツショックで止まっていた機械式時計の技術革新がすごい勢いで進んでいます。

もしかしたセイコーが発端となったクオーツショックは技術の進歩を促しているのかもしれません。

ただ、自動巻きのクロノグラフムーブメントに資金を投入しまくっていたブライトリングとかにはかなり痛手になったでしょうが。。

回収できなかったわけですから。

今ではそんなセイコーもクオーツと自動巻きを混ぜたようなハイブリッドウォッチを作っていて、スプリングドライブというムーブメントでも有名です。

セイコー グランドセイコー 9Rスプリングドライブ Ref.SBGA099

グランドセイコー 9Rスプリングドライブ Ref.SBGA099



例えばこのモデル。

ニュースの小山慶一郎さんも愛用しているらしいですが、このスプリングドライブという機能/ムーブメントは自動巻きのローターでゼンマイを巻き上げるのですが、時刻を制御するのはクオーツの水晶振動子。

つまり電池の代わりにゼンマイと巻き上げローターを使用するというのがこのスプリングドライブの趣旨。

発想がとても日本的です。

ただこういうのは意見が真っ二つに分かれそうな気はします。

ハイブリッドというのは聞こえはいいですが、悪く言うとどっちつかず。

時間を制御するのはクオーツウォッチと同じ、だけど自動巻きのゼンマイが動力源になっている、だけなら個人的にはあまり意味がないように感じます。

価格次第というのが正直な感想です。

ただ自動巻きのずっしりした感じでクオーツの精度という味方をすればありといえばあり。

あとは価格次第という感じですかね、やっぱり。

国産ブランドなんで保障などは手厚いとは思いますから、デザインが気に入って50万円とかしないならありなのはありかなと。