2019年のジュネーブサロンの新作は有名どころのものはだいたい見てみましたが、今年の複雑機構はトゥールビヨンが多かった気がします。

ウブロ、IWC、そしてジャガールクルトと、トゥールビヨンを載せた新作をいくつか発表していて、目を見張るモデルが今年も多かったわけです。

僕としてはIWCのトゥールビヨンは珍しいので、ちょっと驚きましたが、トゥールビヨンを載せた腕時計を持っている人は全体の何パーセントくらいなんでしょうか?

おそらくはかなり少ないと思います。

この機構が搭載されると、腕時計の価格が一気に跳ね上がりますから、本当に好きな人や富裕層じゃないと買わないんですよね。

前回は、富裕層の時計マニアが好きそうなちょっと変わったトゥールビヨン搭載の1本を紹介しましたが、今日もH.モーザーのトゥールビヨンモデルについて。

エンデバー トゥールビヨン コンセプト コズミックグリーン Ref.1804-0214

エンデバー トゥールビヨン コンセプト コズミックグリーン Ref.1804-0214


この1本。

このモデルもなんだか不愛想で物足りない感じを放っていますが、上記で紹介しているアルプウォッチに比べればまるでなんてことはないw

針とトゥールビヨンしかないのっぺらぼうな1本のように感じますが、針もインデックスもない腕時計からすると、時間がわかるだけましな腕時計というわけですw

僕は針もインデックスもなにもない、トゥールビヨンが6時位置にあるだけののっぺらぼうな1本もすごく好きで、それを見すぎたせいか、今回紹介しているエンデバーさえも余計なものがデザインされすぎなんじゃないかと言う気がしてきますw

それが慢性化すれば腕時計はもうスマートウォッチでいいんですけどねw

さて、そんなわけで、今回紹介しているエンデバーのトゥールビヨン。

針が2本とトゥールビヨンがあるだけの1本なんですが、このモデルはすでに2018年に発表されています。

文字盤カラーが違うんですが、今回のモデルは近年、H.モーザーが推しているコズミックグリーンと呼ばれる宇宙を表現しているグリーンのダイヤルで、すごく引き込まれそうになるくらい美しいのが特徴的な1本です。

まさに神秘的としか言えない腕時計の多いH.モーザーなんですが、2019年に発表された1本もまたモーザーのコンセプト通りの魔力のようなものを放っています。

見ていてうっとりする時計とはこういったタイプの腕時計のことでしょう。

ホワイトゴールド製のケースにクーズーのレザーが使用された世界限定50本のモデル。

非常に妖艶で、吸い込まれそうな文字盤がたまりません。

時計は宇宙だという表現がありますが、それを見事に体現化している1本だと感じました。



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