モーリスラクロアという新参ブランドをご存知でしょうか?

とは言っても2025年には設立から半世紀を迎えるブランドで、位置づけ的にはフレデリックコンスタントと同じ感じ。

本格的な古典的なスイス時計のデザインを倣ったスタイルが特徴的で、安価で機械時計が楽しめるというブランドでもあります。

自社製のムーブメントも作っており、高い時計技術も備わった期待の時計ブランドであります。

そんな1975年に生まれたモーリスラクロアの主要モデルである『マスターピース』に2017年は新たなモデルが3種類追加され、ブランドの存在感を時計ショーなどでもアピールしています。

マスターピース ダブルレトログラード Ref.MP6578-SS001-131-1

マスターピース ダブルレトログラード Ref.MP6578-SS001-131-1



例えばマスターピースのダブルレトログラードは僕が好きなタイプの腕時計で、

デザインではブルースチールの針、ギョーシエのインダイヤル、レイルウェイトラックなどなど、古典的なデザインの魅力があふれるとともに、レトログラード機能が2つ、時計の上部に設置されています。

レトログラードという機能は扇形のゲージを針が移動するわけですが、振り切った際に反対側の端っこまでジャンプして戻る機能のことで、

高級な腕時計の変わったモデルに使用されていることが多いです。

そこまで突飛なほど変わっているわけではありませんが、レトログラードを使用している時計は結構少ない。

真ん中にあるのが通常の時針と分針ですが、12時位置にあるのが24時間表示のGMTです。

第二時間帯を知るための時針ですね。

そして6時位置にあるのがデイト。

つまりは日付表示なんですが、31まであるのがお分かりだと思いますが、31日を過ぎて1日なるときこの針が一気に左端の1のところまで戻ります。

これがレトログラードです。

僕はこの機能がすごく好きなんですが、モーリスラクロアのダブルレトログラードは2つもそれを搭載している。

3時位置にある扇形のインダイヤルもそんな風に見えますが、これはパワーリザーブインジケーターなので、目いっぱいになっても0には戻りませんw

そして9時位置にあるのがスモールセコンドなんですが、これは通常の円で表示されています。

スモールセコンドがレトログラードになったらどうなるんだろうという思いが少しあります。

レイアウト的には左右上下対象にはできますが、毎分レトログラードが起動していては故障が気になります。

そういった理由からスモールセコンドにはレトログラードを採用していないんだと思いますが、12時位置にあるGMTの1日1回のレトログラードの動作なら問題はないでしょう。

43ミリのケースサイズ、52時間のパワーリザーブ、50メートルの防水性と、スペックはまずまず。

自社製のムーブメントを載せたマニュファクチュールウォッチです。

デザインは古典的なデザイン採用し、スイスらしさが十分に感じられるまさにマスタピース(傑作)。

定価も59万円で実質販売価格は40万円台だと思われます。