タグホイヤーのブランドステータスは未だに思った以上に低く評価されていると感じます。

とはいえ仕方のない部分はあります。

タグホイヤーは低価格帯の腕時計をたくさん作っていて、その中には当然クオーツのモデルなんかもあるわけです。

クオーツは時としてかなり便利なんですが、市場価値としてはやはり低い。

機械式時計がETAやユニタスの汎用物であろうと高く評価される風潮がありますから、それ以外は安物というレッテルをはられています。

確かに生産コストや作りやすさの面でいうとそうなっちゃうんですが、クオーツにはクオーツの良さがたっぷりあります。

そういう面が良いのか悪いのかわかりませんが、タグホイヤーの技術力はあまり重要視されていないように感じます。

ですが、ここ数年タグホイヤーは超低価格のトゥールビヨンを載せた自社製ムーブメントを搭載したカレラを何種類か出していて、世間を賑わせたばかり。

2019年になってまたもすごいものを発表したんですね、タグホイヤーは。

タグホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフ

2019年新作、タグホイヤーの新技術!・カーボン製ヒゲゼンマイをはじめて搭載した、カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフとその定価/価格、そして発売日



こういうやつなんですが、まあすでにおわかりだと思いますが、ヒゲゼンマイにカーボンを使用している点で時計界初となる偉業を成し遂げました。

これまでヒゲゼンマイは金属物資が一般的で、ここ何年かはずっとシリコン製のヒゲゼンマイを使用しているモデルが目立っていました。

金属物質じゃないので、耐磁性の高い素材として注目され、精度を求められる腕時計にはたくさん使用されていました。

今回タグホイヤーが成功したのは、そんなヒゲゼンマイをカーボンで作ることに成功したこと。

あまりシリコンと比べてもメリットがあまりないように感じるんですが、このへんどうなんでしょう?

耐磁性はシリコンと同じだろうし、軽さだってあまり変わらない気がします。

と思っていたんですが、よく調べてみると、カーボン製のヒゲゼンマイはシリコンよりも軽いので重力などの影響をより受けにくくなるそうです。

あとは、組み立てのときに1本1本品質に差が出る可能性があった従来のものに比べ、カーボンヒゲゼンマイはひげ玉と一体化して製造することができるので、個体差がかなり減るそうです。

すごいぜ、タグちゃん!

最大荷量5,000Gの耐衝撃性もあるといいます。

すごいぜ、タグちゃん!

45ミリのケースにはトゥールビヨンも内蔵されています。

カーボンヒゲゼンマイが話題をかっさらっているので、トゥールビヨンの存在を危うく忘れるところでしたw

そしてケース素材がカーボンであるということも。

それくらい衝撃的だったというわけです。

ちなみに定価は274万5,000円で発売は2019年の5月。

って、今日で5月おわりだーー!

これだけの技術を搭載して定価が200万円台というのはすごすぎる。

すごいぜ、タグちゃん!