僕たち男性が最初に憧れる腕時計というのはやっぱりクロノグラフ。

時間が計測できるということよりもケース外に飛び出ている2つのプッシャーや文字盤上にデザインされた複数のインダイヤルの組み合わせにやられるといったほうがしっくりきます。

特にインダイヤルとダイヤルのコントラストがあると効果はてきめん。

ロレックスの手巻きデイトナの白文字盤+黒インダイヤルの組み合わせが今日これほど価格急騰しているのも文字盤の効果もかなりあると思います。

僕たちの中の少年が人気をここまで上げてきたのかなと。

というわけで、今日も手巻きクロノグラフについて。

先日僕は、パテックフィリップのクロノグラフ、『クロノグラフ』についてお話ししましたが、今日もその話。

現代では珍しい手巻き式のクロノグラフを搭載したパテックフィリップの『クロノグラフ』Ref.5170P x プラチナケース & バゲットダイヤインデックス

前回はこのクロノグラフ、プラチナ製の1本についてでしたが、なにせプラチナなので高額すぎる。

というわけで、今日はホワイトゴールド製について。

パテックフィリップ クロノグラフ 18Kホワイトゴールド ホワイト Ref.5170G-001

パテックフィリップ クロノグラフ 18Kホワイトゴールド ホワイト Ref.5170G-001

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パテックフィリップ クロノグラフ 18Kホワイトゴールド ブラック Ref.5170G-010

パテックフィリップ クロノグラフ 18Kホワイトゴールド ブラック Ref.5170G-010

パテック・フィリップ PATEK PHILIPPE コンプリケーション クロノグラフ 5170G-010 【新品】 時計 メンズ
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このモデル。

価格はプラチナだと1000万円越えですが、ホワイトゴールドになると600万円前後で購入可能です。

もちろん新品。

それでもかなり高額ですが、パテックフィリップで手巻き式クロノグラフを搭載したホワイトゴールド製の1本ならこのくらいはする。

パテックの手巻きクロノグラフという点で見るともしかしたら安いのかもしれません。

クロノグラフの歴史は1820年代くらいまでさかのぼります。

フランスの時計師、二コラ・リューセックによって考案されたというクロノグラフのベースとなる技術。

その後1844年に、スタート/スタート/リセットという、現代でも一般的なクロノグラフの概念。

昔は現代とは違ってプッシュボタンは1つしかなく、現在のモノプルサンテ/ワンプッシュクロノが一般的でした。

その後は1933年になってブライトリングが現代のようなプッシャーが2つあるクロノグラフ機構を考案しました。

もちろんその当時もまだ手巻き式。

ブライトリングは1969年には世界で初めて自動巻きのクロノグラフを完成させましたが、こういった史実から見てもブライトリングはクロノグラフの名手なのです。

自動巻きクロノグラフムーブメントが完成してからは、一時クオーツショックで機械式時計全体が陰りましたが、回復した後はクロノグラフはほぼ自動巻きで構成されていきました。

手巻き=古臭いというイメージもあり徐々に手巻き式のクロノグラフが姿を消していったわけですが、手巻き式クロノグラフの良さはその複雑性や手間からくる芸術性。

パテックフィリップ クロノグラフ 18Kホワイトゴールド ブラック Ref.5170G-010

見せるクロノグラフという言い方もできますが、一つ一つのパーツを面取りしたり綺麗に加工して組み合わせていって出来上がったムーブメントがシースルーの裏蓋から覗いたときに非常に綺麗なのがパテックフィリップのCal.29-535 PS。

この芸術的キャリバーを載せたモデルが今回の2モデル。

ホワイトゴールド製なので高額ですが、プラチナ製に比べると半値強。

クロノグラフの完成品といったシリーズです。

そういう風に考えるとロレックスの初代から3代目まで続いた手巻きデイトナがすごい価格で取引される理由がわかる気がします。

ロレックス、アンティーク、文字盤、手巻きクロノグラフ。

現在では手巻き=古臭いというイメージは全くありません。

むしろアドバンテージにさえなっています。

一生ものを選ぶときにパテックフィリップが選ばれるのもやはり理由があるわけです。

究極の手巻きクロノグラフといったらパテックになっちゃうんじゃないでしょうかね。