ジラールペルゴのブリッジ。

そう聞くとなんだか定理のような、何かミステリアスな建造物のような、神話の登場物のようなそんな不思議に感じがします。

このジラールペルゴのブリッジというのは腕時計に使用されている歯車などを固定するための支えになっている部品で、このブリッジを見せるデザインの腕時計が非常に美しく、インパクトがあり、ジラールペルゴファンからも厚い支持を得ている仕様なんですね。

1889年『ラ・エスメラルダ』
1889年『ラ・エスメラルダ』

1889年に作られた懐中時計のラ・エスメラルダに初めて搭載されたジラールペルゴのスリーブリッジと呼ばれるテンプや歯車などの支えである部品は現在のジラールペルゴの複雑時計などに使用されるアイコン的パーツになっています。

真ん中が細く、先端がショベルの先のような形になっているのが特徴的で、現代で使用されるジラールペルゴのブリッジもそれを踏襲した形になっています。

クラシックブリッジ Ref.86000-52-001-BB6A

クラシックブリッジ Ref.86000-52-001-BB6A



例えばこのモデルなんですが、ジラールペルゴのブリッジを使用した現代のブリッジモデル。

ブリッジの数は2本しかありませんが、十分に存在を放つ美しい腕時計に仕上がっています。

初めて見る人はその歪な形に拒否感を覚えるかもしれませんが、見れば見るほど癖になるタイプの腕時計ともいえるんじゃないでしょうか?

ジラールペルゴ・コンプリケーションじゃないのに掛けられた橋、ネオブリッジ Ref.84000-21-001-BB6A

こちらでも紹介していますが、ジラールペルゴの橋が割と一般的になってきました。

僕は昔ジラールペルゴのブリッジはコンプリケーションのみに掛けられる橋なのかと思っていましたが、こういうかんじでだんだんと一般的になってきているように感じます。

さて、そんな今回のクラシックブリッジなんですが、表では2本しか見えないブリッジですが、裏側から見れば3本目が確認できます。

スリーブリッジであることは変わらないようです。

ジラールペルゴは磨きに徹底したメーカーで、ゴールドのブリッジを仕上げる際には手間のかかった工程を経てだんだんと仕上げていくそうです。

どんな工程があるのかというと、18Kゴールド製のブリッジを3種類の堅さの木製の棒で磨いていくそうです。

最初は一番堅い木製のスティックで、その後徐々に柔らかくしていくそうだ。

そうして出来上がった綺麗なブリッジは45ミリの18Kピンクゴールドのケースに収められます。

というわけで、一目見たら忘れられないインパクトのあるジラールペルゴのブリッジ。

名前の通り、クラシックなブリッジで、夢のある懸け橋と言った感じ。

うまい!

うまくはないかw