さてさて、時計界は丸ごとどこか同じ方向に向かっているような、そんな感覚を受けますがみなさんはいかがでしょう?

もちろんそれは悪い意味ではなく、スイス、ドイツの時計界は全体的におしゃれにそしてより実力的になっている気がします。

2011年のリーマンショック以降、本物のみが生存できる社会になり、これまでのように実力のないものはすぐに姿を消すという厳しい状況にはなっているものの、もちろんそれは僕たち消費者にとっては良いことではあります。

時計界のみならず、車の世界でもそんな感じです。

故障しにくく、洗練されたデザインを持つ車のみが市場で評価され、現代の技術ではどの車も故障が減り乗り心地もよく、ある程度の高い安全性がどんな安い車でも確保されています。

そこでどう差別化を図るがか味噌になっているんですが、それは時計の世界でも同じ。

各社あらゆる複雑機構や特別な仕掛け、素材の融合または新種の素材、ジュエリーでの差別化などなど他と自社の差をつけるためにいろいろな工夫を行っています。

ということなんですが、今日は僕がお話ししたいのはロレアート。

そう、ジラールペルゴの8角形時計。

ロレアート 38mm Ref.81005-11-431-11A

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こういうやつなんですが、8角形といえばパテックフィリップのノーチラスやオーデマピゲのロイヤルオークを思い出すように、ジラールペルゴのロレアートもそう。

同じデザイナー、ジェラルドジェンタデザインによるラグなしウォッチとして世に送り出されたモデルなんですが、このデザインだけで他とは差別化されています。

通常腕時計といえば丸い形が一般的ですが、ジェラルドジェンタさんの腕時計はオクタゴンを基本形としたラグがないスタイルが特徴的で、それだけで異色の光を放っていて、ケースのみならずラグにもオーディナルなスタイルは採用されていない。

このモデルは2017年に発表された新作のロレアートなんですが、1975年以来変わらないデザインを貫いています。

それがジラールペルゴが今でも人気で存在続ける理由なんですが、このブランドの命運を左右したのがジェラルドジェンタさんだといっても過言ではありません。

ケースからラグ、ブレスレットまでの流れるデザインやパリの石畳のようなクルドパリ装飾が特徴的で、ロイヤルオークのタペストリー文字盤やケース、パテックフィリップのノーチラスのブレスレットの良さを融合したようなハイブリッド的なモデルであるロレアート。

このスタイルやレイアウトは40年以上変わらず美しい。

僕は断然ブレスレットタイプ派ですが、ロレアートならレザーでも悪くはない。

いるだけで他と差別化できるジェラルドジェンタさんの有名作品の一つであるこのモデルですが、青い文字盤とも合わさるとめちゃくちゃ高級に見える。

高級なんですけどねw

というわけで、素晴らしいスタイルで洗練された僕好みのロレアートでした。