
さて、ヴァシュロンコンスタンタンは世界三大時計ブランドの一つ、パトリモニーやオーバーシーズを作っているブランドとしても有名です。
イチロー選手はオーバーシーズのクロノグラフモデルの愛用者であることは時計好きならみんな知っています。
いや、知らないかw
僕もつい最近知ったばかりなのですが、3大時計ブランドの中ではヴァシュロンコンスタンタンの愛用者は少し他社よりも少ない気がします。
そんなヴァシュロンコンスタンタンですが、2017年のバーゼルで発表されたモデルはかなりの豊作でした。
2017年新作モデル、ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ Ref.2300V/100A-B170 ブルーダイヤル 37mm・男女兼用スモールセコンド搭載モデル
こちらでも紹介しているんですが、2017年の新作モデルにはなかなかおすすめモデルが多い。
ということで、今日僕がお話しするモデルは、レ・キャビノティエ・シンフォニア・グラン・ソヌリ 1860というモデル。
レ・キャビノティエ・シンフォニア・グラン・ソヌリ 1860 Ref.9200E/000G-B099
まず、見た感じでいうと、オメガのデビルっぽいんですが、そうじゃありません。
インデックスのローマ数字具合がデヴィルっぽいんですけどね、本当に。
45mm、15.1mmというホワイトゴールド製のケースに72時間の手巻きムーブメントCal.1860が搭載されています。
そりゃあ高いはずです。
ただ、この腕時計がすごいのは素材とかそういったことではなく、超がいくつもつくくらい複雑な機能を搭載している点です。
Cal.1860と呼ばれる生み出すのに10年の期間を要したというめちゃくちゃ複雑な腕時計。
1時とか2時とか、切りの良い時間と15分おきにアラームが鳴る『グラン・ソヌリ』と、30分おきにアラームが鳴る『プティ・ソヌリ』と、任意の時間にアラームが鳴るミニッツリピーターを搭載しているのがこのムーブメントなんですが、
もちろん音が鳴らないようにミュートセッティングもベゼルで調整することが出来ます。
デジタル時計かw
これをすべて機械式のムーブメントで作っているからすごい。
さらに機械の故障を防ぐための複雑な安全装置も内蔵されているからすごい。
すごいという言葉しか浮かんでこないくらいすごい。
モデル名にある『レ・キャビノティエ』は世界に一つしかない腕時計を作る制作部門のことで、そこで一つ一つ、オーダーメイドで作っているらしい。
いったいどのくらいの価格で注文できるのかわからないくらい恐ろしく高そうな腕時計。
3000万円くらいはするんじゃないでしょうかね。
見当もつかないw
2017年に登場したヴァシュロンの新作モデルの一つですが、超複雑な腕時計で、実際ほとんどの人は買えないw
開発に10年を要したというCal.1860の音色は実際に聴いてみたいものです。