
青い時計が好きですか?
僕は大好き。
特にシルバーとかゴールドのケースに青い差し色が入った腕時計が大好物で、ブレゲのクラシックシリーズなんかはうーーー、だ。
良いってことねw
なんですが、今日はそういった感じの青ではなくて、ケース全体的に青を使用している腕時計について。
オメガ スピードマスター ムーンフェイズ クロノグラフ ブルーサイド・オブ・ザ・ムーン マスタークロノメーター Ref.304.93.44.52.03.001
このスピードマスターはブルーサイドオブザムーンと呼ばれるモデルで、全体的にダークブルーで構成された1本。
スピードマスター誕生60周年の2017年に誕生したモデルで、非常に興味をそそられる青い腕時計です。
この青はセラミック素材で作られているのでとても硬質。
ブルーセラミックを使用しているのはケースだけじゃありません。
文字盤もそうだし、ムーンフェイズのディスクもそう。
外側は基本的にすべてセラミックで出来た珍しいタイプの腕時計なのです。
ムーンフェイズのディスクはセラミックなんですが、ムーンはプラチナリキッドメタル。
各社ムーンフェイズは出していますが、月に行ったオメガのムーンフェイズはなんだか説得力がある感じ。
リアリスティックに作られた月は手が込んでいます。
最近のスピードマスターはこんな感じでモダンに進化し、バリエーションも以前のスピードマスターでは考えられないほど増えています。
ステンレスのみで作られていたスピマスですが、こんな感じでセラミックをふんだんに使用したモデルや、44ミリを超える大型に進化したモデルなどなど、種類は多彩です。
スピードマスターの伝統といえば手巻きムーブメントですが、オメガが誇るポイントとしてコーアクシャルエスケープメントがあります。
自動巻きで生み出されるコーアクシャル脱進機やシリコンなどの非金属物質を多用したムーブメントは精度とメンテナンス性を兼ね備えた名機とうたわれることもあります。
スピードマスターは伝統の手巻き、モダンなコーアクシャルムーブメント、外側では、オリジナルのデザインや多くの素材を使用した新たなスタイルをあわせると無限大に可能性を秘めたシリーズと言えます。
それでいて低価格。
時計に合うようにストラップも青色のレザーを使用した全部が青いスピマス。
ムーブメントには自社製の自動巻きムーブメントCal.9904を使用しています。
もちろんコーアクシャルエスケープメントを使用した高い耐磁性能を持ったムーブメントです。
ブルーサイドオブザムーンのほかにもダークサイドやグレーサイドなどのバリエーションが用意されていて、このシリーズはこれからもどんどん人気が出てくるんじゃないでしょうか。