チタン製アクアタイマー 2000 “35​ イヤーズ ​オーシャン​ 2000”・復活したフェルディナンドポルシェのデザイン

1. オーシャン2000について

IWCとポルシェデザインは切っても切れない縁がある。

かつてポルシェデザインはIWCの腕時計をデザインしていたことがある。

その時計の文字盤にはポルシェデザインがデザインしたことを記すロゴが堂々と記されていた。

ブランド名よりも目立つw

これがオーシャン2000と呼ばれるかつてのIWCのダイバーズウォッチ。

廃盤になった今でもアクアタイマーでその遺伝子は受け継いでいる。

このデザインは今でもかっこいい。

ということは誕生した当時このデザインはとてもアヴァンギャルドで前衛的。

今見ても近未来的なデザインを感じるその外観は天才的なセンスを感じる。

このオーシャン2000が登場したのが1982年。

35年前の話だ。

2. オーシャン2000の遺伝子を受け継ぐアクアタイマーオートマティック2000

1982年に登場し、

現在では廃盤になっているオーシャン2000。

アヴァンギャルドなデザインで世間を驚かせたことは想像に難くない。

35周年目となる2017年に登場し、

ポルシェデザインのフェルディナンドポルシェ博士のデザインを受け継ぐ形で、

アクアタイマーの新作が誕生した。

アクアタイマーオートマティック2000と呼ばれるモデルで、

『35​イヤーズ・​オーシャン2000』

という復活モデルであることもモデル名に入っている。

分かりやすい。

ダイバーズウォッチで復活ということでアクアタイマーとして誕生。

こんな感じ。

iw329101アクアタイマー

比べてみるとそんながちがちに似せてきているわけでは無いが、

オーシャン2000の哲学は受け継いでいる。

まずはベゼルの溝。

6つあった溝は12個に増やされている。

まあこれはインナータキメーターと連動するベゼルなのでグローブをしてても回転させやすくないといけない。

しかしこのベゼルはそのほかのアクアタイマーにも搭載されたパーツ。

ただハンズと呼ばれる針類や黒い文字盤はオーシャン2000からインスパイアされているらしい。

確かに秒針の赤い部分なんかは結構模倣しているのかなと。

ただ個人的にはこれらはあまり関連性が無いようにも見える。。

かっこいいのはかっこいいですが。。

iw329101アクアタイマー

後ろから見るとこんな感じ。

エングレービングで記された、

『ONE OUT OF 350』

の文字。

そう、世界限定350本の限定モデル。

3. スペックはいかほど?

さてオーシャン2000の復活。

ということでアクアタイマーオートマティック2000の防水性は2000m。

だから2000がモデル名に付いている。

2000mはすごい。

ロレックスのシードゥエラーを超える潜水力。

ディープシー(防水性3900m)の半分の能力。

もはや必要以上の機能w

ただこういうのはあると嬉しい。

ケースの裏にも200ATMと書いてあるが、

これは2000m防水の意味。

なんたら気圧 x 10 がメートル法の防水性能。

これ覚えておくと結構便利。

時計の裏にはATMで書いてあることが多いので、

掛け10をすればメートルで計算できる。

ケース径は42mmとダイバーズとしては小さいほうかなと。

ベゼルに潜水時間を計測するタキメーターが記してあるため、

通常はベゼルが大きくなる。

そうなる視認性確保の為に文字盤の可視領域を大きくするためケースの径が大きくなる。

そうなるとベゼルも大きくなり時計全体が大きく分厚くなるのがダイバーズウォッチの宿命。

アクアタイマーはインナータキメーターを文字盤上に搭載しているためか、

ケースがあまり巨大化していない。

これはなかなかの画期的なアイディア。

よく考えてみると、

IWCの時計はベゼルが他のメーカーより平均して薄いかもしれない。

ポルトギーゼなんてベゼルが縁という感じで、

時計のケースはほぼ文字盤が占めている。

僕はこれが好きなんですが。

ポルトギーゼ
IW371404

実は素材もチタンという、こだわりが見られる。

チタンは金属アレルギーには持っていこいな素材。

ケースにチタン素材、ベルトにはラバーということで、

金属アレルギーの人でもステンレスに比べればずっと安心して使える。

ただ金属物質である以上100%ということは無いのでそこは自己で判断してもらいたいが、

金属アレルギー対策になることは間違いない。

4. 最後に

個人的な意見としてはオーシャン2000の35周年記念モデルとしてはあまり似てないという気がしてならない。

秒針が似ているがこれはインスピレーションを受けたというものではない。

ただアクアタイマーの1モデルとして見るなら全然問題なくかっこいい代物。

というか欲しい。

2000m防水という性能も魅力的。

アクアタイマー独自の特徴がたっぷり詰まったモデルがチタン素材で登場ということで金属アレルギーに対してもよさそうだ。

IWCが好きでダイバーズウォッチを求めている人には2017年の新作ということでも、

候補に入れて吟味してみても思い白いと思う。