
このブログでも何度かセラミックベゼルを搭載したロイヤルオークについてお話してきましたが、セラミック素材のいいところはなんといっても硬質なところ。
硬い素材で時計が作られていたら傷がつきにくいということ。
そうなるとリセールバリューも高くなるし、いつまでも高い価値を維持しやすくなるんですね、傷がつきにくいと。
売ることが目的で買うわけじゃないですが、買ってもってて価値が落ちない腕時計というのは魅力的です、やっぱり。
ロレックスの腕時計が人気なのも買ったあとも価値が落ちないからです。
価値が落ちないから人気があがるし、人気が上がると価値も落ちにくいというプラスのサイクルに入っていきます。
そういう感じで時計の価値を高いまま維持したいと思うのは時計好きなら当然。
僕がゴールドの腕時計が好きな理由にはそういったことも含まれています。
なんですが今日はセラミック素材のロイヤルオークについて。
ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ セラミックケース 44mm 黒文字盤 x 18Kピンクゴールド Ref.26405CE.OO.A002CA.02
オフショアのクロノグラフです。
ブラックで男らしいタイプのロイヤルオークだ。
なんというか黒くてセラミック質で冷たい質感が見て取れますが、そこが無骨で男らしくてゴージャスともスポーティとも言えない不思議な魅力を放っています。
なんていって表現したらいいんですかね、このタイプのコールドウォッチは。
重厚感があるという感じですかね。
ピンクゴールドの針、目盛り、アップライドインデックス、そしてブルーのアクセント。
モダン以外の何物でもないデザインです。
ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ セラミックケース 44mm グレー文字盤 x 18Kホワイトゴールド Ref.26405CE.OO.A002CA.01
そのセラミックケースのロイヤルオークにグレーダイヤルで別のバリエーションが存在します。
まあこっちはより落ち着いたタイプのロイヤルオークですが、ホワイトゴールドの針やインデックスを使用しているので隠れた高級仕様と感じですね。
赤がレーシングっぽい。
よりドレスタイプの黒文字盤かスポーティなグレーダイヤルか、ロイヤルオークは同じモデルでもこういった感じの仕様の違いで演出するタイプが結構違います。
文字盤によってここまで印象が変わるのは珍しいかもしれません。
オーデマピゲはロイヤルオークで多くの時計を展開しているので表現力が豊かなのかもしれません。
他のブランドではシリーズによって役割が変わりますが、ロイヤルオークの場合はドレスウォッチにもスポーツウォッチにもダイバーズにもなります。
どちらが良いというわけじゃないんですが、オーデマピゲの表現力に深みを感じます。