
IWCのパイロットウォッチはひいき目なしで一番かっこいいパイロットウォッチだと思う。
もちろんIWCが大好きな僕ですが、
綺麗なスタイルを得意とするIWCの綺麗なラインを持ったケースや、
大き目なリューズといういで立ち。
そこにやられる。
で今回はもちろんパイロットウォッチについて。
しかも2017年の新作。
IW377713と呼ばれるクロノグラフ。
もはやお馴染みのパイロットクロノ。
3時にカレンダー。
6時に12時間積算計。
9時にスモールセコンド。
12時に30分積算計。
もちろん6時の12時間積算計と12時の30分積算計はリンクしている。
それで、左にあるのがスモールセコンド。
スモールセコンドは通常の秒針のこと。
文字盤中央の秒針はなに?
となるのが普通ですが、
これはクロノグラフの秒針。
これで時間を計測する。
普段は12時のところで止まっている。
クロノグラフと掛け時計は違うんですね、
実は。
ということでこのパイロットウォッチの機能について少々触れてみたのですが、
この時計の特徴はパイロットウォッチということで、
視認性が高い。
針が太くなっているのがそう言う意味。
針には夜光塗料が塗れる面積がとても大きくなっている。
パイロットにとって時間を把握することは命に係わる。
インデックスもくっきり太く読み慣れたアラビア数字。
12時位置の三角のアワーマーカーも視認性を高めるのに一役買っている。
すべてが時間を読み取るために作られたのがパイロットウォッチ。
ダイバーズやマリーンウォッチなどなどそれぞれ役割が存在する。
このパイロットウォッチの役割はやはり高い視認性で、
飛行機の残りの航続距離や時間、距離などを測るのに役にたつ。
カレンダーなどは二の次。
でもあれば便利。
大きなプッシャーやリューズも手袋をしていても操作できるようになっている。
43mmのケースに収められてるのはCal.79320と呼ばれるカレンダー付きクロノグラフムーブメント。
軟鉄製のインナーケースがケースに収められ、
さらにその中に詰まっているのがこのムーブメント。
コックピットの中は無線などで電磁波だらけ。
磁力の影響を少なくしようとムーブメントはインナーケースに収められ二重構造になっている。
防水性も60mもあり、
IWCの非ダイバーズとしては高いほうだ。
IWCと所縁の深いサントーニ社製のカーフスキンストラップで心地よい着け心地が得られそうだ。
image by eye-eye-isuzu.com
色違いですが腕につけるとこんな感じ。
43mmはやっぱりいい大きさだ。
デカウォッチが好きな僕にとって43mmというのはありがたい大きさ。
基本的に存在感のある腕時計か美しい時計が好きなのですが、
これはポルトギーゼにはない魅力を埋めてくれるw
だからこそやっぱりIWCのパイロットウォッチは良い。
あ、ひいき目じゃないですよw
これで100万どころか70万円もしない。
良心的すぎるIWC。
ますます好きになってしまいそうだ。
おっと忘れるところだった。
パワーリザーブは44時間。