
ポルトギーゼ非常にたくさんの顔を持つ。
ポルトギーゼと言っても種類は多く、
機能や機構、文字盤の種類の違いをなどを合わせるとどのくらいあるのかわからない。
時計の顔ともいえるのが文字盤で、
そのスタイルを左右するはこの文字盤の色かなと思う。
僕は昔逆パンダ文字盤のポルトギーゼを持っていたわけですが、
文字盤が黒く、
インダイヤルが白いのでとても今風といった感じの印象を受ける腕時計に見えた。
IWCのすばらしさはみなさんもご存知その美しさにある。 もちろんそれだけではないですが、 IWC=美しい腕時計 …
こちらの記事でも紹介しているのがこの逆パンダ。
ただこのモデルはもう新品では購入できない。
そこが残念なわけですが、
全身ブラックというシックないでたちの3714シリーズも存在する。
これが例のポルトギーゼ。
このモデルはステンレスのケースと尾錠以外は黒一色で鉄板的な色使い。
非常にかっこいい。
パイロットウォッチについては何度か書いたんですが、
ケースの形がラグからラグまでポルトギーゼとパイロットウォッチでは非常によく似ている。
ポルトギーゼが生み出す綺麗な曲線とパイロットウォッチのそれは共通なのかなと。
比べてみると
下のパイロットウォッチの方がラグが太い。
しかし基本的にはとてもよく似ている。
話がずれてしまったが、
この黒文字盤のポルトギーゼはデザインとしてもかなり万人受けするタイプだと思う。
ドレスウォッチ好きには非常におすすめの1本で、
全身真っ黒で余計な手が加えられてない感が良い。
美しい基本デザインはそのまま、
あまり目立たずさりげなく放つIWCの香り。
なんとも奥ゆかしいw
この隠し切れない高級感。
このシリーズのポルトギーゼは新品で買える種類がステンレスだと3種類しかなく、
この黒いモデルが唯一の黒文字盤モデル。
IW371445
IW371446
これら2つを合わせて3種類。
昔は逆パンダと呼ばれる黒文字盤に白インダイヤルや逆の白文字盤に黒インダイヤルのパンダ文字盤があったのですが、
いまや貴重な存在に。
やはりこの文字盤は引き締まって見える。
浮き上がったインデックスも立体的で視認性も良い。
image by www.jw-oomiya.co.jp
腕にするとこれ以上ないくらいかっこいいんじゃないかと思ってしまう。
実際腕につけて光が当たった時の輝きは惚れ惚れする。
こういう感じ。
定価はだいたい74万円くらい。
でもそんなには実際はしない、おそらく。。
なんにせよこの美しいクロノグラフが100万円以下というのはかなり安いと思う。