
時を知らせる機能、ミニッツリピーター。
この機能が搭載されると腕時計の価格が一気に2倍以上に跳ね上がります。
これにトゥールビヨンが重なるともはや腕時計の値段では取引できないw
2017年は音の年でした。
ヴァシュロンコンスタンタン、オーデマピゲ、カルティエとミニッツリピーターに特化したスペシャルウォッチをプロデュースし、それぞれコンプリケーションの技術力を見せつけてくれました。
アイディアは無限大。
ということで、今回は2017年にカルティエが発表したミステリアスなコンプリケーションについて。
まずは1本目。
ロトンドドゥカルティエ ミニッツリピーター ミステリアス ダブルトゥールビヨン Ref.CRWHRO0023
このモデル。
ミニッツリピーターに特化したモデル。
2017年に登場した新作コンプリケーションモデルで、複雑機構をいくつも搭載した5000万円以上する腕時計。
チタンケースを採用した45ミリという少し大きめの腕時計ですが、コンプリケーションにはほとんど使用されることがないチタンが使われているのは、時を知らせる鐘の音をよくするため。
より音色が響くようになされた工夫です。
シースルーの文字盤から見えるミニッツリピーター機構は男心をくすぐる仕組み。
このモデルが5000万円を超える理由はミニッツリピーターが理由ではありません。
腕時計がここまで高額になる理由はたいていはトゥールビヨンが搭載されているから。
モデル名にダブるトゥールビヨンがうたわれているように、5分で1周する軸と60秒で1周する軸の2軸で構成されるダブルトゥールビヨンが載せられています。
そりゃあ高いですw
さらにジュネーブシールと呼ばれる認定もされた高品質なムーブメントでありますからすごく高い。
ロトンドドゥカルティエ ミステリアスアワー スケルトン Ref.CRWHRO0014
そして次は2本目のロトンドドゥカルティエ。
42ミリのシルバー色のケースはレアメタルのパラジウム製。
珍しいケース素材ですが、それより珍しいの宙に浮いた時針分針。
三日月部分になっている部分からこの腕時計のメカニズムが覗ける仕組みになっています。
ローマンインデックスになったスケルトンダイヤルが非常にミステリアスな1本です。
という感じのミステリアスな2本。
カルティエらしからぬ古典スタイルがブレンドされたモデルですが2本目ではローマンインデックスにかろうじてカルティエらしさが残っています。
カルティエにはこんなすごい腕時計を生み出す技術力があったんですな。
高級なアクセサリーのカルティエですが、実はすごい技術力も持っています。
というわけでカルティエのコンプリケーションでした。