
男女で使えるモデルといえば、
IWCでいうとダヴィンチかポートフィノ。
もちろん41mmのポルトギーゼも女性のデカウォッチとしても可能ですが、
やはりサイズとしてはメンズ。
男女ともに共有できるサイズというのはやはりダヴィンチかポートフィノしかないのかなと。
今日はその中でもダヴィンチのお話。
ダヴィンチにはムーンフェイズモデルがレディース用で存在していました。
しかし自動巻きではなくクオーツ。
それだとIWCを持つ意味が半減してしまう。
これ36mmのダヴィンチムーンフェイズ。
もちろん自動巻き。
新しダヴィンチムーンフェイズだ。
デザインも中性的でサイズも36mm。
女性だけじゃなく、
男性が着用してもおかしくないサイズ感とデザインだ。
ご覧の通り、
立体感のあるインデックスはIWCの得意とするところ。
文字盤から浮き上がらせたようなアラビアインデックス、ローマンインデックスはIWCのお家芸。
一体感が手の込んだ綺麗な文字盤を作り上げている。
綺麗な曲線の厚みのあるベゼルと、
独特リューズの形状や、
ダヴィンチ特有のケースラグが形作る1本は伝統のダヴィンチそのもの。
このラグと呼ばれるレザーストラップとケースをつなぐ部分は可動式で、
男性でも女性も腕にフィットしやすいように動くようになっている。
より装着感を求めたIWCのやりかただ。
この時計の特筆すべき点はやはりムーンフェイズ。
IWCらしくきれいな月と星だ。
青いバックグランドに程よくリアルなのがIWCの月。
ムーンフェイズの良いところはその見た目や面白さだけじゃない。
現在が午前か午後かということも知らせてくれる。
そんなの起きてたらわかるじゃん
なんて言われそうですが、
こういう親切設計、便利機能は時計をより高価にする。
装備がついているとやはりうれしいもんだ。
まあムーンフェイズはデザイン的要素が大きい。
image by eye-eye-isuzu.com
腕につけるとこんな感じ。
男性でも女性でもいけるサイズ感だ。
大きい時計が苦手でムーンフェイズが好きという男性や、
クラシックでデカウォッチがついていてなにか可愛らしいアクセントが欲しいという女性には、
ダヴィンチムーンフェイズが断然おすすめ。
ダヴィンチ伝統のケースラグや特有の剣型のハンズ(針)はいつの時代も廃れない。
裏蓋に描かれている模様は、
レオナルドダヴィンチが描いた『生命の花』。
不思議な幾何学模様だ。
36mmケース径、11.5mmケース厚に載せられるは自動巻きムーブメント。
42時間のパワーリザーブを持つ30m防水。
18Kレッドゴールドのかわかっこいいムーンフェイズだ。