
トップガンについてこれまで何度かIWCとアメリカのパイロット養成学校トップガンがコラボしたことをお話したわけですが、
今回もその話。
トップガンとは何度もいうようで申し訳ないのですが、
アメリカ海軍のエリートパイロットを養成する学校。
IWCはパイロットウォッチではイギリスの戦闘機からインスパイアされたスピットファイアシリーズを作ったり、
星の王子さまの作者アントワーヌ・ド・サンテグジュペリとコラボしたモデルを登場させたり、
なかなか面白い展開をしている。
トップガンの腕時計もそれと同様にコラボし、
こっちのコラボでは、
ネイビーな感じに仕上がった腕時計を数本生み出している。
オールブラックの腕時計も乙なもんだ。 ウブロがそれをやってのけた。 視認性を一切無視したブラックマジックと呼ば …
パイロットにとっての視認性は命にも関わる。 大げさかもしれないが時刻や計器を観測するのは空の上では非常に大事な …
こちらの記事でもトップガンについて書いているのでご参照あれ。
僕が先日一番好きなパイロットウォッチだと書いた18Kレッドゴールドモデルの黒いバージョンがこれ。
スピットファイアはご存知第二次世界大戦で使用されたイギリスの戦闘機。 1930年代から終戦頃まで使用された。 …
ただこっちのトップガンは2mmほど大型化されている。
48mmの大型時計で、
ヘルメットをしてても見やすくするためか、
ケースや文字盤を大きくしているのかもしれない。
ケースにはセラミックを使用し、
表面は酸化ジルコニウムコーティングを施している。
特殊な手触りをした、
硬く堅牢性の高い腕時計に仕上がっている。
ケースの裏蓋はチタン製で、
金属アレルギーにも対応している。
一見無骨な腕時計に見えるかもしれないが、
IWCによって本当に丁寧にきれいに仕上げられている。
裏蓋は戦闘機のデザイン。
チタン製の裏蓋だ。
秒針の反対側には赤く戦闘機がワンポイントでデザインされていて、
随所にトップガンモデルだということが分かる仕様。
これは自社製ムーブメントCal.51111。
ブレゲひげゼンマイ、ベリリウム合金製テンプを使用した7デイズのロングリザーブを誇る1本で、
耐磁性の高い仕様になっている。
軟鉄製のインナーケースというのはIWCのパイロットウォッチの十八番だ。
デイト付きの3針+パワーリザーブインジケーター付きのデカ黒ウォッチで、
ミリタリー系やパイロット系が好きな人にはすごくおすすめの1本。
168時間というパワーリザーブも備え、実用性はかなりある。
とにかく特殊な仕上げがされた特殊なテイストを持つ腕時計で、
トップガンの黒いモデルは結構病みつきになりそうな味付けだ。