
ドイツにタッシェンという出版社がある。
ベネディクト・タッシェンによって設立され、
ベネディクトの漫画を出版するのが当初の業務だった。
タッシェン・コミックスとして始まった出版社は、
次第に美術・建築・デザイン書などを中心に扱う会社へと変わった。
マイケル・ミュラーという有名な写真家とコラボし、鮫の写真集を出したりしている。
3者でタッグを組んだモデルが今回お話しする、
アクアタイマーと鮫がコラボしたIW379506と呼ばれる1本。
サメとコラボした時計なんて、
後にも先にもIWCが最初で最後だろうw
フレンズというアメリカのコメディドラマのチャンドラーとモニカのやり取りを思い出すのは僕だけだろうか?w
サメで興奮したりはしないが、
アクアタイマーには少しだけ興奮する。
裏蓋にはサメがエングレービングされている。
シュモクザメと呼ばれる種類でハンマーヘッドシャークとも呼ばれる。
頭が丁字型をしていて、
鐘や鍾を鳴らす撞木に似ていることから日本ではシュモクザメと呼ばれている。
ロレンチーニ器官と呼ばれる100万分の1ボルトの電流も感知できる器官をもっており、
近くに生物がいるかを感知できる。
こ、こわい。
用は気を感じるわけだw
肉食性の動物で、
危険なので近づかないようにしたい。
なぜIWCがサメとコラボしたのかはちょっとわからないが、
こういうコラボは面白いといえば面白い。
アクアタイマー・クロノグラフ・“シャーク”にはマイケルミュラー氏のサメの写真集、
『シャーク』
の装丁版が付いてい来る。
ちょっとだけ見てみたいw
image by www.jw-oomiya.co.jp
話をサメから時計に戻すことにするw
ケースサイズは44mm。
300m防水のケースには自社製ムーブメントCal.89365が搭載され、
パワーリザーブも68時間という長い稼働時間を備える。
世界限定500本というプレミア商品で、
収益金の一部はチャールズダーウィン財団に寄付され、
ガラパゴス海洋保護区に生息するサメを保護する活動に使用されるらしい。
サメに始まりサメに終わるというわけだ。
IWCはこういった自然保護や慈善団体とのコラボに積極的で、
好感がもてるブランドだ。
ローレウススポーツフォーグッドとのコラボも素晴らしい。
実際にサメに出くわすのはごめんだが、
裏蓋のシュモクザメならまだ大丈夫だ。
個人的にはサメのエングレービングはあまりいらないかなというのが正直な感想w
もうちょっと趣向を凝らしてほしい裏蓋ですが、
アクアタイマー自体はかっこいいし実用性もありそうだからオッケーだ。