
ぱっと見リシャールミルと見間違えるスタイルをしているクストスですが、よく見ればストラップからケースに流れるラインより滑らかなのがクストス。
フランクミュラーの共同設立者、ヴァルタンシルマケスさんの息子が立ち上げたというクストスというブランドですが、日本では明石家さんまさんや、サッカー日本代表の長友佑都さんが愛用していることでも有名です。
そんなクストスですが、コンセプトは『美と実用性の融合』だそうだ。
エッフェル塔の設計者であるギュスターヴ・エッフェルの哲学を腕時計に取り入れたモデル。
独自の素材やアイディアを盛り込んだ他には時計メーカーで、近年は富裕層から多くの支持を得ているブランドです。
クロノグラフのみの展開だった初期から一転、現在では3針のモデルやいろいろな種類腕時計を作っています。
ということで2017年に登場した新作のクストスのモデルを一気に見てみたいと思います。
ギュスターヴ エッフェル クロノグラフ GMT Ref.CVT-CHR2-EIFFEL-CP5N BRST
まずは1本目。
ステンレスと18KRGを併せたケースを持つモデル。
ステンレス部分にはブロンズPVD加工が施されていて、レッドゴールドとブロンズというこれまでにないツートーンが誕生しました。
エッフェルタワーの設計者であるギュスターヴエッフェルさんの子孫から依頼されて生まれたシリーズにクロノグラフとGMT機能が追加された登場したのがこのモデル。
他では絶対見れないタイプのスタイルをした1本です。
世界限定324本しか存在しないモデル。
チャレンジ ジェットライナーII Ref.CVT-JET2-SL-FGDC CP5N
モデル名にある通り航空機を連想させるモデル。
航空機のように軽量化が図られたモデルで、コックピットのフレームをイメージしてデザインされたという独自の世界観を感じる1本。
クストスについては情報があまり出てきませんが、このモデルはクストスのパイロットウォッチの位置づけなのでしょうか?
カーボンと18Kレッドゴールドを併せた異色のスタイルもクストスの哲学。
チャレンジ シーライナー クロノ レガッタ Ref.CVGT-SEA-REGATA 5N
そしてクストスのシーウォッチ。
ロレックスでいうとヨットマスターIIのような位置づけでしょうか?
ヨットレースで使用されるカウントダウン方式のレガッタが搭載されたクロノグラフで、文字盤にチーク材が使用された面白いモデル。
見るからに複雑な文字盤が高級そのもの。
チャレンジ シーライナー GMT Ref.CVT-SEA-GMT-CP5N BLST
最後はこのモデル。
シーライナーにGMT機能がついた便利で複雑でかっこいい1本。
GMTのほかには、日付が変わる瞬間に瞬時にデイトディスクが変わるデイトジャスト機能が備わっています。
GMT機能にもデイ&ナイトが付いています。
ブルーPVD加工が施されたステンレスと18KRGが合わさったコンビモデル。
という感じで4本。
ブランド哲学に沿った美と実用性、独自の素材やコンセプトが見事に融合したモデルたちです。
最初リシャールミルに似てると思ってましたが、実際全く似ていない。
実に美しいスタイルやフィロソフィーを持った腕時計だと言わざるを得ない。
どこかフランクミュラーの風変りな雰囲気を感じるのは気のせいでしょうか?
普通の腕時計じゃ満足できない富裕層の人たちがクストスの腕時計を好む理由が非常によくわかります。