
さて、前回はパネライとアラーム機能がついた時計についてでしたが、
続きがあります。
アラーム機能がついたパネライ、ラジオミールはその他にも結構あるんですな。
今日はラジオミールのアラーム機能がついたモデルを何本か見てみましょう。
現在はスマホで時間管理や目覚ましなど、すべて一元管理していますが、
スマホがあっても腕時計はやっぱり必要派と必要じゃない派に分かれます。
僕は腕時計が好きなので腕にしていますが、
携帯で時間確認するから時計なんていらないよっていう人も、
『今何時?』
なんて聞いてきますw
やっぱり腕時計って便利なんですよ。
それがアラーム機能がついたモデルならなおさら便利なんじゃないでしょうか?
ただ機械時計のアラーム機能の場合、
パワーリザーブが切れたらお終いです。
スマホの電池と一緒なんですが、スマホの場合は残り時間が分かるし、
充電していればいいんですが、機械式のアラームといえばそういうわけにいかないので、完全にはあてには出来ない。
なのでやっぱり余分な機能という感じですが、そこに大枚はたいても欲しいと思えるのが機械式の腕時計なんじゃないでしょうか^^;
ラジオミールにはそういう魅力はかなりありますね。
それがジラールペルゴのGP59を載せたPAM00046だったんですけど、
皆さんは、朝起きれますか? 僕は、起きれません。 でした。 年を取ったせいか起きるのが難しくなってきました。 …
今日はそのほかにも存在するアラーム機能付きのラジオミールを見ていきたいと思います。
ラジオミール GMT アラーム 40mm PAM00046
このモデルはすでにお話しているので詳しいことは控えますが、
40mmのホワイトゴールド製ケースを使用した高級な1本。
ジラールペルゴのムーブメントを使用したアラームウォッチで、
GMTやデイトがついた便利な時計。
ホワイトゴールドケースなので、ちょっと高いのが難点ですが。。
でもすごくかっこいい。
機能がいっぱいついているのですが、バランスが良い。
ラジオミール GMT アラーム 42mm PAM00098
このモデルはPAM00098と呼ばれる1本で、PAM00046に非常によく似ています。
ケースサイズが40mmから42mmに大型化され、文字盤のデザインが少しだけ変わったのが違いでしょうか。
ステンレス製のケースなんですが、
ムーブメントにジラールペルゴのCal.GP59を使用している点は共通。
ただベースとしては使用されていますが、A.Schildによって変更を加えられたCal.AS.5008が採用されています。
かなりハードコアなモデルですが、実はこのモデルは生産数が3000本と、比較的多い。
2001年~2006年にかけて製造されたモデル。
ラジオミール GMT アラーム ゴールド 世界限定200本 42mm PAM00238
見た通り、上のモデル PAM00098のゴールドバージョン。
ステンレスモデルの3000本に比べ、200本という少なさ。
ケース素材にピンクゴールドを使用しているので価格もかなり高くなるんですが、
ゴールド素材の時計が大好きな僕にはオロローザなラジオミールはよだれが出る程好き。
ちょっと気になるのが、ケース素材がゴールドとステンレスでは、
アラーム音に変化があるのか、あるとしたらどう聞こえるかなんてのが気になるんですが、
もし両方見る機会があれば聞き比べてみてほしいなと思います。
ラジオミール GMT アラーム スティール 42mm PAM00355
最後はPAM00355。
これも見た目が似すぎているんですが、
42mmのステンレス製というのはPAM00098と共通。
文字盤がかなり似ていますが、ムーブメントにはCal.OP XXIVが使用してあります。
ただ、このムーブメントのベースとして、ジラールペルゴのCal.GP59の変更版のが使用してあるので、
基本的にはどの4モデルもジラールペルゴのムーブメントが入っていると言えます。
PAM00098とPAM00355は区別が確かにつきにくいのですが、裏蓋がシースルーになっているので、そこで割と簡単にわかります。
とは言ってもピンクゴールドのオロローザを除くと、どれがどれだかぱっと見わかんないんですけどねw
確かにアラーム機能は機械時計にはいらない機能なんですが、ジラールペルゴのムーブメントなので、
それだけでも、いや、それがこのモデルが欲しくなる理由として大部分を占めちゃいます。
アラーム機能のムーブメントは自社製で作るより、過去に出来上がっている老舗のマシーンが入っている方が時計としてはやっぱりいいんじゃないでしょうかね。