
IWCのダイバーズウォッチの歴史は1960年代にさかのぼる。
アクアタイマーが初めて生み出されたのは1967年。
半世紀前に登場したダイバーズウォッチが備えていた防水性はすでに200mあったという。
技術屋IWCというのはどうやら本当のようだ。
1960年代は各社挙ってダイバーズウォッチの技術革新を競って特許などを争っていました。
ロレックスのヘリウムガス排出バルブを搭載したシードゥエラーはプロのダイバーにも愛用されている。
その当時で防水性は610m。
特許を申請していることを現す、
『PATENT SUSPENDING』
の文字が裏蓋に刻まれている。
そういったダイバーズウォッチの人気の高さを受け、
IWCもアクアタイマーを200m防水という当時のサブマリーナと同じ防水性をいきなり実現させたわけなのです。
現代のアクアタイマーが持っている回転式インナーベゼルも当時からあったそうだ。
これは新し技術だと思っていたのでちょっと驚き。
現代のアクアタイマーはダイバーとしてだけではなく、
普段使いとしても利用されているという理由などから、
デザインはより落ち着きを取り戻した感じになっている。
IW379502
例えばこれ、
僕の好きなアクアタイマーのガラパゴスエディション。
真っ黒いデザインで、
ケースは実はステンレス。
ラバーコーディングが施されている。
逆回転防止ベゼルがもちろんついている。
これはダイバーズの潜水時間を誤って短く誤算しないため。
ダイバーズウォッチにこれは必要。
- ケース直径: 44mm
- ケース厚: 17mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.89365
- パワーリザーブ: 44時間
- ケース素材: ステンレス、ラバーコーティング
- 防水性: 300m
IW376705
これもガラパゴスアクアタイマー。
インナーベゼルではなく通常のアウターベゼル。
こっちの方が僕は好きかな。
ゼニスのデファイっぽくてなんかいいw
エクストリームな感じがダイバーズっぽい。
同じくステンレス製のケースにPVD加工がしてある。
こっちのモデルはよりクロノグラフ機能に特化したモデル。
より本格的ダイバーズ向けのガラパゴスエディション。
- ケース直径: 44mm
- ケース厚: mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.79320
- パワーリザーブ: 44時間
- ケース素材: ステンレス、ラバーコーティング
- 防水性: 120m
スペックはこんな感じだ。
ガラパゴスモデルのアクアタイマーの収益金はチャールズダーウィン財団に寄付されるらしい。