
IWCは美しい時計で有名なのは時計好きならご存知だと思う。
ポルトギーゼに始まり、ポートフィノ、ダヴィンチ、パイロットなどなど、
すべての種類で美しさがブレンドされている。
もともとムーブメントなどにもかなりの定評のあるブランドで、
高精度を発揮するブランドでもある。
中でも自社製ムーブメントを搭載したレギュレーターや手巻きモデルはかなりおすすめ。
その中でもダブルムーンや永久カレンダーを搭載したコンプリケーションは、
さすがIWCといった感じ。
すべての時計に自社製ムーブが入っているわけでは無いので、
やはり実際のところこういったコンプリケーションモデルや手巻きモデルなどをジャンジャン増やしてほしい。
近年IWCは永久カレンダーモデルを盛んに登場させている。
永久カレンダー+ムーンフェイズ、ダブルムーン、クロノグラフ、
などなど多彩なコンプリケーションモデルを生み出しているブランドでもある。
実はIwcは永久カレンダーを得意とするブランドで、
インダイヤルにポインターで表示する通常の永久カレンダーとデジタル表示(デジタル時計という意味ではない)の2種類が展開されている。
これが後者のデジタル表示の永久カレンダー。
永久カレンダーはパーペチュアルカレンダーとも呼ぶ。
このデジタル表示というのは数字で表示するという意味。
これまで永久カレンダーやトリプルカレンダーなどは月か日付か混同しないために、
月表示を名前で表していた。
それをディスクを使用してデジタル表示、
つまりは数字にして表示することで、
より視認性を高めたともいえる。
image by www.webchronos.net
大きなディスクを使用しているため、
ビッグデイトのような窓が2つ空いていて、
その下に月か日付かを見分けるプレートを貼ったり単に表記したりしている。
左が日付で、右が月。
これが分かっているので、英語表記のマンスを数字に直さないで良いという視認性が高まるのだ。
6時位置にあるスモールセコンドにある赤い文字でLと書いてあるのは、
『LEAP YEAR』
うるう年という意味。
今年はうるう年ですよー!
と健気に教えてくれているのだ。
image by eye-eye-isuzu.com
こういう感じで不思議な色を放っている。
なかなか大きな顔をしたモダンなクラシックデザイン。
なんだか矛盾した言い方ですが、
綺麗なスタイルに現代風の四角い大きなプッシャーがそそられる。
因みにクロノグラフの計測時間は12時位置のスモールセコンドで把握できる。
時積算と分積算が同軸にあるタイプ。
- ケース直径: 45mm
- ケース厚: 16.5mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.89801
- パワーリザーブ: 68時間
- ケース素材: 18Kレッドゴールド
- 防水性: 30m
スペックはこんな感じ。
両面無反射コーティングをしたサファイアクリスタルや大型ディスクのデジタル表示カレンダーが付いている。
何度も言うがデジタル表示というのはデジタル時計のことではない。
世界限定250本の希少なモデルだ。