
アクアタイマーは1967年に誕生したIWCのダイバーズモデル。
当時は時計がすでに高い精度を保持していたのでサランら技術革新をと、
ダイバー人気が相まって、
潜水時計の技術向上へと研究が移っていった。
そういう面からもアクアタイマーが生まれ、
各社どんどんとその技術を防水性へと集中させた。
当時アクアタイマーが誕生したときはすでに200mの防水性を持っており、
サブマリーナと同じ防水性を誇っていた。
誕生当時にこれはすごい。
まあでも時代でいうと同時期なので各段に高い技術を備えていたわけじゃない。
ただ1982年になるとIWCが誇る防水性は2000mにまでになっていた。
ここまでくるとプロも使用することが出来る。
そう、
もともと機雷除去のために生み出された腕時計で、
『オーシャン2000』
という名前が付けられていた。
IWCとポルシェデザインの合作。
プロや上級者ダイバーズによって使用された名品だ。
これがオーシャン2000。
現代ではオーシャン2000をアクアタイマーで再現とまではいかないも、
お手本にしたモデルが存在する。
アクアタイマー2000と呼ばれるモデルがそのシリーズで、
バリエーションはいくつか存在する。
これは僕がおすすめするゲゲゲのアクアタイマー2000
『IW358001』
僕が勝手にゲゲゲと呼んでいるだけで別にゲゲゲのアクアタイマーという正式名称がついていたり、
IWCが水木しげるさんとコラボしているわけではないw
ただこの色合いが僕は好きで視認性が非常に高いのでちょっと気になったわけです。
黒と黄色ちうのがなんだかランボルギーニっぽくて好きだ。
ケースのサイズは46mmと大きいが、
ケース素材はチタンなので軽い。
視認性を高めた大きなケースと作業能率を上げるために軽くなった時計。
何と言っても2000mの防水性。
有能な1本。
時計のスペックはこんな感じ。
- ケース直径: 46mm
- ケース厚: 20.5mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.80110
- パワーリザーブ: 44時間
- ケース素材: チタン
- 防水性: 2000m
裏蓋はこんな感じになっている。
深海で作業するダイバーのエングレービングが施されている。
IWCはよく時計の裏側に何か描く。
その絵でどの時計かわかることがあるくらいだ。
こういう細工が好き。