
インヂュニアは1954年から続く割りと古いモデル。
アクアタイマーが1960年代後半でダイバーズ人気の煽りから始まったモデル。
インヂュニアも戦後生まれた時計で、
放射線技師や無線技師のためにつくられたA-Proofな時計なのです。
耐磁性に富んだモデルでこういうのが生まれたのもやはり戦争などの目的が大きかったのかなと思われる。
因みにインヂュニアとはドイツ語でエンジニアのこと。
現在ではデイトナのようなレーシングウォッチの役割やタフな時計という印象の大きいインヂュニアも、
そういった背景から作られた。
社会活動や環境活動の多いIWCですが、
インヂュニアももちろんそういったアクティビティとコラボしていたりする。
探検家デビット・デ・ロスチャイルド氏の
『アドベンチャー・エコロジー』
と呼ばれる、
環境活動に因んだコラボモデルがインヂュニアで登場し話題をよんだ。
こういうやつ。
青い。
ミッションアースの名にふさわしいくらい青い。
僕は別の記事でも書いているんですが、
時計に使用されている青が大好き。
こういった仕様は僕の大好物。
この青いインヂュニアはプラスティキ号と呼ばれるペットボトルをリサイクルして作ったというヨットの名前で、
太平洋を横断するという偉業に対するトリビュート作品として海の青をベースに生まれた。
プラスティキ号はプラスティックゴミを調査するというミッションに使用された。
プラスチックごみに始まり
プラスチックごみに終わる。
これがプラスティキ号。
ペットボトルがすのまんま使用されているw
もっと本当の船っぽいのかと思いきや。
でもこういうのはカモフラージュかな。
とにかく夢がある。
冒険家、探検家、環境活動家でデビッド・デ・ロスチャイルド氏へのオマージュでもある。
- ケース直径: 46mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.80110
- 耐磁性: 80000A/m
- 防水性: 120m
こういう感じのスペック。
耐磁性の高いタフな時計がインヂュニア。
これも同じ。
裏蓋はプラスティキ号のシンボルがエングレービングされている。
IWCらしい仕様。
常に特別モデルには裏蓋になにか証を残す。
こういうのが好き。
このモデルはやはり一目を惹くくらい青い。
そこが気に入れば買いだと思う。
実用性が高いというのが高いポイント。
ガシガシぶつけれるのはやはりアクアタイマーよりもインヂュニアのようだ。
IWCのポルトギーゼは綺麗すぎてなんだか使いづらい。 ドレスウォッチすぎて使う面が限られるという弊害があるw …