
IWCを好きになってからパイロットウォッチにも興味が湧きだした。
最近では風立ちぬを何度も何度も見ていて、
飛行機の設計はすごいなぁ、
なんて純粋な気持ちで眺めているw
全然無垢じゃないかw
『枕頭鋲』
をつかって空気抵抗を極限まで減らし、
時速400キロ以上を出す戦闘機を作った堀越さんはさすがだなと。
あの映画を見て簡単にですがゼロ戦が生まれる経緯が分かったわけです。
映画の中でユンカース社に見学にドイツまで足を運ぶシーンがあったが、
今日はその話。
これはユンカース社が開発した、
『Ju-52』
という機体。
これはスイスのJU-AIRと呼ばれる航空会社が保有するユンカース社のJu-52。
この機体にはIWCの広告が貼られている。
20年間IWCがスポンサーとなったことを記念して、
IWCから特別エディションの腕時計が誕生した。
当然パイロットウォッチ。
スピットファイアのシャイニーな文字盤のクロノグラフで、
この色合いはユンカース社の飛行機、
『Ju-52』
の機体のカラーをイメージしてある。
機体の白っぽい色と、
スピットファイアの光沢がいい味を出している。
時計自体のデザインはマークシリーズの、
マークXVIIに割とよく似ている。
これがマーク17というパイロットウォッチ。
カレンダーが3日分表示されているのが何よりの共通点。
12時の三角アワーマーカーもダイヤルぎりぎりに配置され、
12のインデックスの代わりになっていて、
6のインデックスがないのも類似している。
クロノグラフがない分、
インダイヤルはマーク17では存在しないが、
このスピットファイアはマーク17をデザインを踏襲しているようだ。
プロペラをイメージしたという太めの針はIWCのパイロットウォッチの共通のデザイン。
僕もこれが好き。
視認性うんぬんよりもこの形状がなんとなく好きだ。
image by www.jw-oomiya.co.jp
これは裏蓋。
IWCお約束のエングレービング。
特別仕様の腕時計には裏蓋に何か特殊な絵を描いている。
これはもちろんJu-52の機体。
image by www.jw-oomiya.co.jp
インダイヤルはコクピットの計器をイメージしてあるみたいだ。
とくにスモールセコンドの赤いセコンド針。
これは計器の針にしか見えない。
なかなか小洒落ている。
- ケース直径: 43mm
- ケース厚: mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.89365
- パワーリザーブ: 68時間
- ケース素材: ステンレス
- 防水性: 60m
スペックはこんな感じ。
思ったより大きくないケース。
46mmくらいかなと思ったが、
プッシャーが2つのびているので、
実寸より大きく見えるかもしれない。
このシリーズのパイロットウォッチは何種類か展開があって、
映画の中の本上のようにユンカースかぶれしていたら、
このモデルはおすすめだw
まあ、ユンカースかぶれと自分で言っていたのでしょうがないw
僕はユンカースのこういうJu-52のような、
単葉でも複葉でも、
レシプロ機が結構好きなのでIWCのみならず、
その他のパイロットウォッチにも少々弱かったりする。
もちろん一番好きなのはドレスウォッチだが、
IWCのパイロットウォッチにはドレス系の優雅さや気品がにじんでいる。
そこに魅力を感じるわけだ。
スピットファイアということで、
光沢のあるデザインがやっぱり魅力なんじゃないかな。