
さて年間生産本数が各モデルで極めて少ないパネライ。
ここで質問です。
一体パネライは一年間に何本のモデルを生産しているでしょうか?
- A: 100本以下
- B: 100本~300本
- C: 300本~400本
これだけ見ても最大400本。
少ないですねぇ。
ロレックスがこうだとかなり高騰するんじゃないでしょうかね。
ただパネライもロレックス以上とは言いませんが、高い一定した人気があり、
日本でというよりはむしろ海外の方でより人気があるんじゃないでしょうかね。
限定生産というモデルがかなり多いのもこのブランドの特徴。
それゆえにパネライの時計は希少性が一般的に高いと言われています。
定かではありませんが、パネライの腕時計の魅力は別の記事でも書いているんですが、ゆるぎない、不動のナンバーワンかツーの時計ですね。
僕にとっては。
さてラジオミールという名前。 科学や物理学、その他、学問にいろいろ精通している人なら、 このラジオミールの名前 …
パネライの中でも一番人気のルミノール。 一番人気と言っても主にはラジオミールとルミノールの2種類しかないんです …
こっちで熱弁しているので良かったら参照くださいw
それでさっきの答えなんですが、
正解はBの100本~300本が正解です。
と言われていますが、これも定かではありません。
まあでもとても少ない生産量です。
パネライは新しいモデルに限定生産1000本や2000本、3000本などの付加価値を付けて販売することが良くあります。
これを何年かかけて販売しますが、
稀に限定生産本数を追加して販売することがありますw
これはパネライの気まぐれというか、猫のような性格を持った点で、気を付けなければいけないところですw
まあ頻発はしませんが、転売目的での大量購入は痛手になることがあるみたいですね。
これはもともと販売されていたモデルの価値を下げてしまうので良くはないのですが、
稀に生産ライン外で製造されたOORと呼ばれる希少な個体が存在します。
おーーあああと叫びたくなるような貴重な存在です。
このOORというのは『 Out Of Range 』と呼ばれるもので、生産数が増えるのに逆に価値が上昇する現象です。
なんとなくですが、パネライはわざとやっているんじゃないんでしょうかね。
でもこういう貴重な個体というのはやっぱり面白い。
後年、こういうモデルが高値で取引されるというのも持っている人も欲しい人もワクワクしますからね。
ロレックスによくある現象です。
文字盤の小さな違いで価格が倍になったりすることもあります。
PAM00002 OOR
これはルミノールのPAM00002と呼ばれるモデル。
リファレンスから生産年が比較的若いというのは想像できます。
1998年のデビュー年に誕生したモデルで、2002年に後継機であるPAM00112が登場するまでの5年間生産された、ルミノールのベースとなるようなモデル。
だからじゃないですが、ルミノールベースと言われるタイプ。
ルミノールベースとは、ルミノールの2針のモデルで、時針と分針しかないやつのこと。
この5年間の間のいつかはわかりませんが、100本だけOORが誕生したモデルがこのPAM00002。
表面での違いは全くないため文字盤やケースで違いを見つけることは不可能ですが、
裏蓋に製造盤などが刻印されているパネライではそれがいつ生産されたかわかるようになっています。
3段目のところにOORと書いてあります。
これが製造品番でここがAから順にアルファベットが刻まれます。
1998年をA番として、1999年をB番、2000年をC番、、という具合に製造年がアルファベットでわかるのがパネライ。
このOORのルミノールベースは価格はそこまで馬鹿高いということもありません。
通常の中古の(まあ中古しかもうないんですが)PAM00002より少しだけ高いという感じ。
価格差にして10万円くらいですかね。
それよりもトリチウム文字盤のPAM00002の方が格段に値上がりします。
この件についてはまた今度お話しいたします。
今日はもう遅いですからねw
それでOORなんですが、このモデル今持っておけばのちのち緩やかに価格が上昇する可能性があると思っています。
もちろん断言は出来ませんが、あくまで可能性の面で面白いんじゃないかなと。
まあ持ってても上がらなかった場合でも悔しくない様に好きなモデルじゃないと腕時計投資はおすすめ出来ないですけど。