
パーペチュアルカレンダーは鬼のように高い。
代替策は間を取ってやっぱりアニュアルカレンダーになっちゃう。
それでも正直全然問題ない。
むしろ価格が100万円くらい下がるならその方が絶対いいw
調整するのは3月1日だけだから。
大の月、小の月考えなくてもいいからやっぱり便利。
年次カレンダーでも。
IWCは永久カレンダーを得意とするブランドで、
パーペチュアルカレンダーを搭載した複雑時計の名手。
ポルトギーゼのコンプリケーションはデザイン、機構ともに見事としか言いようがない。
しかし今日はポルトギーゼじゃなくて、
パイロットウォッチ。
ビッグパイロットのサンテグジュペリとのコラボモデル。
星の王子さまの作者だ。
パイロットでもあったアントワーヌ・ド・サンテグジュペリの夢のあるお話からインスパイアされたモデルだ。
青い文字盤は夜空をイメージ。
パイロットウォッチなのにトリプルカレンダーがついた便利で利便性の高いモデル。
他の記事でも書いているんですが、
パイロットシリーズにはポルトギーゼと通ずるところがある。
まず、ケースの形状。
これはかなり類似している。
ベゼルの薄さも共通し、
似たような雰囲気を出している。
動画で見ると良さがはっきりわかる。
本当にかっこいい18Kレッドゴールドモデル。
12時位置にあるのがトリプル&年次カレンダー。
曜日付きで1年間のカレンダーディスクが中に内蔵されている。
3時位置にはパワーリザーブインジケーターが付いている。
シングルバレルからツインにすることで、
7日間というリザーブ時間を保有することに成功している。
168時間という長い稼働時間。
9時位置にはスモールセコンド。
針はプロペラをイメージしてデザインされ、
メーター針はコックピット内の表示針からインスパイアされている。
インデックスは動きのあるものを採用している。
ちょっとフランクミュラーの数字っぽい。
ヴァンガードのような躍動感のあるフォント。
裏蓋をみてびっくりしたw
これまでこんな巻き上げローターがあっただろうか?w
でもこれは斬新すぎて新しいが、
巻き上げ効率が通常のローターよりは悪そうだが可愛いのでOKだ。
なんだか夢のあるパイロットウォッチに作り上げられている。
これまで特別モデルの裏蓋にはエングレービングで何か描かれていたわけですが、
シースルーバックの場合はそれが出来ない。
ローター自体を絵にするというのはなかなか思いつかない発想だ。
- ケース直径: 46mm
- ケース厚: mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.502010
- パワーリザーブ: 168時間(7日間)
- ケース素材: 18Kレッドゴールド
- 防水性: 60m
こういうスペック。
ビッグパイロットと呼ばれるでかい時計。
image by eye-eye-isuzu.com
腕にするとこんな感じ。
手首の幅をはみ出しそうな大きさ。
これはスーツには合わない気がする。
これだけ大きいとプライベートで、
半そでを着て着用したい。
ああ、やっぱり綺麗な時計だ。
作り込み度がやっぱりすごく高い。
利便性といい、
ステータス性といい、
裏蓋の遊び心といい、
パイロットウォッチの中ではかなり優秀な作品だと思う。
僕の中では。