高額化、希少化する生産終了モデルのロイヤルオークの15300ST系・脱ジャガールクルト製ムーブメント&完全自社製マニュファクチュール化で計るさらなるブランド化

オーデマピゲの根幹と言えるモデルのロイヤルオーク。

一癖あるスタイルの腕時計なので、とっつきが悪いのは皆さんもご存知だと思います。

自分が好きだとしても、ロイヤルオークが好きじゃないという人が必ず周りにいるのがこの8角形の腕時計。

シャープなエッジが効いたギラギラした、なんとも不思議な魅力と雰囲気を醸し出す腕時計で、他には見られないところがこの腕時計を存在価値を示しているわけです。

鏡面磨きで磨きに磨かれたステンレス素材は、他社のホワイトゴールドを思わせるほどの艶やかな表面をしており、一見すると濡れているかのようにも見えるくらい目の錯覚を起こす反射を見せています。

これがロイヤルオークのステンレスモデルの魅力です。

ヘアライン加工とポリッシュ加工を合わせた立体感のある加工で富裕層を魅了し続けているわけですが、近年の機械式時計の人気からオーデマピゲの時計価値がどんどん上昇しているそうなのです。

機械時計の王者と言えばロレックスですが、知名度と人気からデイトナは売れに売れていますが、富裕層や富豪を虜にしているのはパテックフィリップのノーチラスや、オーデマピゲのロイヤルオークなんですね。

王者とは言っても知名度や人気、そして実用性や精度の高さから売れに売れまくっているからなんですが、

格式の高さやブランドバリューで言えばパテックフィリップやオーデマピゲ、そしてヴァシュロンコンスタンタンなどの3大時計ブランドの方が上の存在だと認識されています。

そんなわけですから、オーデマピゲのロイヤルオークの価格がこれくらいしてもおかしくはないわけですが、

2005年に発売された15300系のステンレスロイヤルオークの価格が急上昇しているそうなのです。

15300ST.OO.1220ST.01(白)
15300ST.OO.1220ST.01(白)

15300ST.OO.1220ST.02(青)
15300ST.OO.1220ST.02(青)

15300ST.OO.1220ST.03(黒)
15300ST.OO.1220ST.03(黒)

こういうモデルなんですが、小さなタペストリー文字盤が触ってみたくなる感じなのと、なんとも美味しそうに見えるのも人気の秘密なんじゃないでしょうか?

僕だけ?w

15300ST系の価格の推移

15300ST.OO.1220ST.01(白)

2017年 150万円前後

15300ST.OO.1220ST.02(青)

2017年 160万円前後

15300ST.OO.1220ST.03(黒)

2017年 150万円前後

2017年はこのくらいの価格帯でした。

青文字盤がロイヤルオークでは一番人気なんですが、それでも価格差はそこまでありませんでした。

2018年はどうでしょうか?

15300ST.OO.1220ST.01(白)

2018年 180万円前後

15300ST.OO.1220ST.02(青)

2018年 250万円前後

15300ST.OO.1220ST.03(黒)

2018年 200万円前後

明らかに価格が高騰しているじゃありませんか。

39ミリという絶妙なサイズの15300は、非常に人気で、個体の数が少なくなっていることから人気が一気に上がり始めたシリーズです。

39ミリという大きさが人気な理由も、ケースラグが伸びていることから、腕によりフィットするのは41ミリよりも37ミリや39ミリなんですね。

特に日本人の腕には。

そして生産終了しているので数は減るばかりですから、そこが大きな理由だと言えます。

そしてもう一つ。

オーデマピゲはロイヤルオークに完全自社製ムーブメントを搭載しようとしています。

2020年くらいには出来ればマニュファクチュールのムーブメントを搭載する予定で、完全自社製のロイヤルオークには400万円~600万円の価値をつけて売り出すそうです。

パテックフィリップのノーチラスに対抗した措置で、さらなるブランド化を図った企業戦略と言えます。

そうなると高騰化してもおかしくないのが、ジャガールクルト製のムーブメントを搭載した生産終了モデルのロイヤルオーク。

15300系に搭載されているCal.3120は自社製ではなく、ジャガールクルトのムーブメントをベースとした機械ですから、ファンとしては自社製ムーブを搭載した完全マニュファクチュールを待ち望んでいるわけです。

ですが、ジャガールクルトと言えば世界でも最高のムーブメントを作るメーカーの一つですから、

ロレックスのデイトナにゼニスのエルプリメロが搭載されていたように、生産を終了すると、他社ベースのムーブメントを搭載していようが価格が高騰する様になるんですね。

ゼニスもジャガールクルトも最高のムーブメント屋さんですから、汎用ムーブというよりもハイブリッドといういいとこどりの腕時計ですからね。

今後自社製のみが生産されるようになると、ジャガールクルトが載っていた個体が珍しく価値あるものになるわけです。

まとめ

まとめると、この様子だと15300STはすべてが250万円を超えてもおかしくないんじゃないかなと思っています。

パテックのノーチラスのステンレス3針ですらそれ以上の価格ですから、これからさらなるブランド化が図られるとオーデマピゲも買えない腕時計の一つになっていくことでしょう。

それを見越しての値上がりなんじゃないかなと思います。