トノー型ダヴィンチ x 永久カレンダー IW376204・クルトクラウス氏に敬意を表して。

IWCは美しいだけじゃないということは、

このブランドを知れば知るほど分かっていくことですが、

複雑機構、得に永久カレンダーの名手としても名高い同ブランドで、

ダヴィンチに搭載されたクルト・クラウス氏の永久カレンダーはやっぱりすごい。

その他の記事でも書いているんですが、

1989年代の永久カレンダーのモジュールはたったの83個で作られていた。

IW376204ダヴィンチ永久カレンダークルトクラウス

このモデルは当時の丸型ダヴィンチと似ても似つかないが、

正真正銘のダヴィンチ。

毎年IWCはシリーズのどれかを全面的にリニューアルしていて、

ダヴィンチの場合ケースの形状が丸型とトノー型で交互にフルモデルチェンジしている。

2017年からは丸型。

ということはこのモデルはそれ以前のということになる。

IW376204ダヴィンチ永久カレンダークルトクラウス

永久カレンダーが入っているダヴィンチだ。

これはIWCの永久カレンダーモジュールを開発した、

クルト・クラウス氏に敬意を込めて誕生したモデル、

『ダヴィンチ・パーペチュアルカレンダー・クルトクラウス』

だ。

まず、

12時位置にあるインダイヤルは、ご存知ムーンフェイズ。外周は30分積算計。

3時位置にあるのはポインターデイト。日付けのこと。

6時位置にあるのは月表示と12時間積算計。

9時位置にあるのはスモールセコンドと外周の曜日表示。

ものすごく複雑そうなムーブメントが使われていそうだが、

実際に複雑だ。

これをすべてリューズの操作で調整出来るムーブメントなのだから本当にすごい。

この機構を開発したクルト・クラウスさんへのオマージュ作品として誕生したのがこのダヴィンチ。

リニューアルしているので当時の丸型ダヴィンチっぽくはないが、

形状が変わろうとダヴィンチでオマージュ作品を出すことにやっぱり意味がある。

IW376204ダヴィンチ永久カレンダークルトクラウス
image by www.jw-oomiya.co.jp

6時のインダイヤル左側には西暦表示、

右側にはクルト・クラウス氏のサイン。

  • ケースサイズ: 51mm x 43.1mm
  • ケース厚: mm
  • ムーブメント: 自動巻きCal.79261
  • パワーリザーブ: 44時間
  • ケース素材: ステンレス
  • 防水性: 30m

スペックはこんな感じ。

ケースサイズは良い。

僕好みの大きさ。

残念なのが、パワーリザーブ。

44時間しかない。

確実に年に何度か止めてしまうだろう。

週末金曜日の午後6時に外して、

月曜日の朝8時に着用するまでの62時間は動いてもらいたい。

なぜならこのモデルは永久カレンダーを搭載しているので、

止まって放置していると、

(まあ、何ヵ月も放置することはないと思うが、)

同じ日付でも月と曜日がずれたりする。

ただ、クルト・クラウス氏の永久カレンダーはリューズ一つで全カレンダーを早送りできるので、

1月くらい放置していても戻すのに手間はそんなにかからない。

デメリットと言えばこのくらい。

これ以上望めないかっこいいデザインでもある。

玄人思考のトノーはやっぱり素敵。

年齢を重ねた方が似合うのがトノー。

上品すぎる。

IW376204ダヴィンチ永久カレンダークルトクラウス

裏蓋はクルト・クラウス氏の顔が彫られている。

特別エディションのIWCは裏蓋に何か彫られるのが通例。

IW376204ダヴィンチ永久カレンダークルトクラウス
image by www.jw-oomiya.co.jp

最近はトノーのほうがスーツに似合うんじゃないかと思ってきている。

丸型よりも例えばインヂュニアの8角形ウォッチなどなど、

通常のスーツスタイルにはそちらのほうが合わせやすいと思う。

まあこれは主観的な意見なので個人差がありますが、

客観的に言えるのはクルト・クラウス氏はすごいということ。

世界限定2000本の限定モデルでもある。