
37ミリの15450STと41ミリの15400STではどちらがおすすめ?
オーデマピゲのロイヤルオークと言えば、富裕層の方は違いますけど、ますけどますけど、
一般的なサラリーマンなどの給料からすれば気軽に買えるものじゃありませんから、一生モノの時計として真剣になってサイズ選びしている人もいるのです。
ですから、腕に着用して、実際に試着して気に入ったほうをすればいいよ、と言われてもどちらも甲乙つけがたいほど良いので決められなかったりします。
15450ST(37ミリ)と15400ST(41ミリ)ではどちらがおすすめかと言っても、本人の腕の太さと好みもありますから、何とも言えないですが、
この両者、お気づきの通り、大きさがまるで違うんです。
15450ST(37ミリ)
image by www.watchprosite.com
15400ST(41ミリ)
以下の記事では39ミリモデルの15450STと今回の41ミリモデルの15400STを比べているんですが、2ミリくらいなら確かに悩むこともあるんですが、
39mmの15300STと41mmの15400STはどちらがおすすめ? ロイヤルオークが好きな人が直面するのが …
ここまで大きい差だとまるで別の腕時計と言った感じがするんですが、この2モデルで検討している人もいるという。
僕としては迷ったら小さいほう、と思うのですが、それにはちゃんと理由もあるんです。
つまり、37ミリの15300STの方が良い気がするんですが、理由は次の章で。
37ミリの15300STの方がおすすめな理由
それは、ロイヤルオークは高い腕時計ですから、多くの人はずっと使っていく腕時計だと考えています。
10年後、いや、20年後も30年後もずっと保有していたいと考える腕時計だと思うんですが、
そうなるとやはり40ミリを超える腕時計よりは、37ミリのオーソドックスなサイズの方が無難だからです。
デカウォッチブームが去ると言われていいながら、なかなか去らないのは各社大きな腕時計をいまだにたくさん作っては展開している状態だからだと思うんですが、
ゼニスやデカウォッチの火付け役でもあるパネライですら、ダウンサイジングした腕時計をひそひそと作っています。
別にひそひそと作っているわけじゃないんですがw、40ミリを下回る腕時計も展開しているんですね。
特にゼニスのCEOにはウブロをここまで巨大にしたジャンクロードビバーが就任していますから、腕時計の縮小化も早まっていくかもしれません。
存在感をアピールする腕時計が流行している昨今ですが、技術の進歩によってすすむムーブメントの小型化などや、デカウォッチへの飽きなどから腕時計界全体は巨大化を踏みとどまっているようなんですね。
特に腕時計に関しては小さくなればなるほど、薄くなればなるほど、偽物が作りにくくなりますから、ユーザーとしてもそうなればうれしいわけです。
大きな腕時計で存在感をアピールする流れはパネライや一部のシリーズに任せて、ロイヤルオークはラグジュアリースポーツですから、ゴージャスな腕時計として小ぶりなスタイルにとどめておいたほうが将来的にも良いんじゃないかなと思います。
もちろん小型化の後はまた巨大化するでしょうからなんとも言えないんですけどね。
大きな腕時計が好きなら
大きな腕時計が好きな人に無理矢理小さなモデルをすすめたりはしません。
デカウォッチにはデカウォッチの良さがあり、自分のファッションとも関係してきますからその辺は個人の意見を通せばよいと思います。
パネライの熱狂的なファンがずっと熱狂的なのはパネライの元祖大きな腕時計が好きなわけですから、更に高級なデカウォッチを探していた時にたどり着いたのがロイヤルオークと言う人には大きな腕時計の方が当然良いわけです。
まとめ
まとめると、何が一番重要かということですかね。
大きな腕時計がずっと好きな人は41ミリの15400STが良いと思うし、あまりデカウォッチにこだわりがなく、将来的に無難な腕時計を持っておきたいというのであれば37ミリの15450ST方が断然良いと思います。
なかなか難しい問題なんですが、是非ともお店で試着してみることをお勧めします。
ブレスレットがステンレスで柔軟性のないブレスリンクのタイプですから、大きさもそうですが、装着感もありますからね。
ではでは。