
時計には時計としての価値がある。
複雑な機構が搭載されればされるほど、
時計の値段が上がる。
手が込むからだ。
そんなのはもちろん常識ですが、
文字盤の表面加工などの違いなどでも値段に差が出てきたりする。
その他には素材などの違いで大きく時計の値段に違いが出てくる。
まずはケース素材。
レッドゴールド、ホワイトゴールドを使用した1本はやっぱりすごく高い。
見た目や質感がステンレスとは大きく違い、
高級そのもの。
あとは宝飾品の有無などでもかなり値段が違ってくる。
これはポルトギーゼクロノグラフのダイヤモンド付きのモデル。
ケースラグとダイヤル外周に貼り付けられた小さなダイヤモンドが特徴的な1本だ。
ダイヤモンドの質はどんなものかはよくわからないが、
すごく高そうだ。
ケースも実はホワイトゴールド製らしい。
定価は300万円くらい。
もう新品は製造してないので、
中古しか存在しないが、
黒文字盤のポルトギーゼクロノグラフじゃ物足りない人にはすごくおすすめ。
ウブロやロレックスにもこういう仕様がある。
通常のビッグバンやデイトジャスト、デイトナじゃ満足できない人には、
ダイヤモンドの粒が付いているモデルがおすすめだ。
僕もこういう仕様は割と好きなのですが、
ぶつけた時にダイヤモンドが落ちてしまわないかと心配。
そういうのは買ってから言おうと一蹴されそうですがw
でもやっぱりセレブっぽい雰囲気が出ている。
ただちょっとだけデザインとダイヤモンドがアンバランスのような気がしないでもない。
なんというかポルトギーゼクロノグラフは余計なデザインのない綺麗なクロノグラフ。
バウハウスの流れを汲んでいるようにも見える。
機能美を追求したデザイン。
ケースや文字盤はシンプルな完成されたデザインなので、
文字盤外周に貼り付けられた小さなダイヤモンドはやっぱりウブロのモデルと同様、
どこかバランスが悪い気がする。
ダイヤモンドはポルトギーゼよりもポートフィノの方に、
より似合うのかなと。
たとえばダイヤモンドをインデックスの代わりに使用するという方が、
よりエレガントに見える気がする。
それかベゼルに配置するという感じか。
- ケース直径: 40.9mm
- ケース厚: 12.3mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.79350
- パワーリザーブ: 44時間
- ケース素材: ホワイトゴールド
- 防水性: 30m
スペックはこんな感じ。
ダイヤモンドが付いている分やっぱり防水性にかかわらず、
水には絶対に浸けたくない。