
アクアタイマーが誕生したのが1967年。
時代はダイバーズウォッチ一色。
というのは大げさかもしれませんが、
潜水ウォッチがとても人気だった。
それからちょうど30年。
アクアタイマーの名前を冠した他のモデルが誕生した。
これはGSTアクアタイマーと呼ばれる、
GSTシリーズの1つのラインナップ。
現代のアクアタイマーとは似てもにつかないデザインが特徴的。
どちらかというと初代のアクアタイマーのデザインを受け継いだ感じだ。
これが初代のアクアタイマーのデザイン。
ベゼルなどの違いなどはあるが、
現代のモデルよりも断然似ている。
さて、
今回のGSTアクアタイマーですが、
実はとんでもないくらいの防水性を誇っている。
1990年代後半に登場したモデルながら、
それ以上に古いデザインをしているのが特徴的な1本ですが、
防水性は2000mを誇っているのだ。
これはおそらく1980年代に登場したポルシェデザインとのパートナーシップで誕生した、
オーシャン2000の技術などを使っていているのではないかと予想する。
1980年代に経済危機にあったIWCを救済したのがポルシェデザインのデザインで誕生した、
オーシャン2000と呼ばれるダイバーズウォッチですが、
1997年には協力関係を解消している。
その後はIWC独自でスポーツモデルを展開していこうと生み出したのがGSTシリーズだ。
IWCの主要モデルは6種類。 ポルトギーゼ、ダヴィンチ、ポートフィノ、アクアタイマー、インヂュニア、パイロット …
GSTアクアタイマーもそのシリーズの1種。
ポルシェデザインとの提携を解消したあとに、
防水性2000mを誇るダイバーズウォッチを作るのはやっぱりIWCにとって意味のあることだったのだと思う。
上書きという意味もあるのかなと。
現代ではアクアタイマー2000が現代のデザインで存在し、
存在感を主張するほど大きな腕時計に仕上がっている。
時代はデカウォッチ真っただ中。 デカウォッチはIWCかパネライで始まったのではないかと思っているのですが、 現 …
同じアクアタイマーと呼ばれるモデルでもデザインが結構違う。
- ケース直径: 42mm
- ケース厚: 15mm
- ムーブメント: 自動巻き
- パワーリザーブ: 時間
- ケース素材: チタン or ステンレス
- 防水性: 2000m
スペックはこんな感じ。
2000mが売りのダイバーズウォッチ。
見た目はそんな感じではないのですが。
ちなみにこのGSTアクアタイマーは、
自分でブレスレットのコマを調節したり、
ベゼルを外して掃除したり、
メンテナンス性抜群の腕時計なのだ。
ブレス裏側に付いた小さなボタンを付属する専用のピンで押しながら、
ブレスのサイドの穴をもう一つの専用のピンで押せばコマが簡単に外れる仕組みになっている。
そしてこの綺麗なマット加工がされたベゼルも、
付属の専用ドライバーで外すことが出来る。
12時、3時、6時、9時あたりのベゼルの横あたりに穴がありそこをドライバーでネジを外せば、
ベゼルごと外せる仕組みになっている。
分解掃除が簡単に出来る。
ユーザーのニーズにこたえた、
至れり尽くせりな腕時計だ。
日付もついた利便性の高い1本。
ケース素材はチタンとステンレスが用意されている。
僕だったら。。。
どっちがいいかわからない。
スポーツウォッチなので、
チタンのグレイな素材も結構はまりそうですが。。
まあどちらでもいいかな。
ベゼルが外せるなら。
綺麗に掃除したいぜw