
パネライの腕時計で一際存在感を放つのがルミノールのサブマーシブル。
このでかくてごつい腕時計の標準サイズは47mm。
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これが普通サイズとはかなりすごいw
しかもクッションケースなので、外周のそとにケースがはみ出ているので余計大きく見えるわけです。
あとはリューズガード。
ルミノールサブマーシブルの特徴は直径だけでは判断できない形状にありますw
これはパネライ全体で言えるんですが、47mmのサブマーシブルはでかすぎるという人もいます。
まあやっぱりいますよね。
デザインが良いだけに47mmがベースサイズというのは確かに惜しいところ。
もっとサイズ展開があればというので生まれたのが2017年の新作で登場した、42mmのルミノールサブマーシブル。
2017年はパネライが時計ファンやパネライマニアを驚かせる年になりました。 数々の新しい発表で世間を驚かせた同 …
このモデルはこれまでの47mmから一気に5mmもサイズを落とすことによって、より広範囲の男性、及び、女性をもターゲットにしたモデル展開を可能にしています。
実際、個人的にはこのサイズが僕は好き。
あと、数はあまり多くないんですが、その中間サイズのモデルも展開されています。
44mmのルミノールサブマーシブル。
ルミノールサブマーシブル 1000 世界限定500本 44mm PAM00064
このモデル。
見た感じで結構野暮ったい感じですが、そんなところが男の無骨な時計という感じ。
一層ごつく見えるのはケースが1000メートルの水深にも耐え得るケースを纏っているため。
その厚さ18mmと、かなりごつい。
47mmのサブマーシブルが17mmなのでそれよりも分厚いケースがそれよりも小さい直径の44mmで作られてる。
ベゼルの幅が広いので文字盤がすごく小さく見える。
1000メートルの防水性があると視認性の面の犠牲は致し方ないのかもしれません。
この辺は44mmの直径なのでこれくらいの視認性が確保できているのですが、これ以上小さいとプロダイバー用の潜水時計は難しいかもしれません。
これがダイバーズウォッチが小さくできない理由。
まあしょうがないといえばしょうがないんですが、このルミノールサブマーシブル PAM00064なんですが、
2000年ごろに世界限定500本という限定販売されたモデルで、現在では手に入りにくいゴツくて希少なダイバーズの1本になっています。
ごつきしょというわけだ。
どういうわけだw
高級感は確かにあまりないんですが、ミリタリー系やマニア、無骨な時計が好きな男性から支持されているモデル。
ルミノール サブマーシブル 44mm PAM00024
image by www.rasin.co.jp
このモデルはパネライがスイス企業傘下でデビューした1998年に登場したモデルで、最初の頃のモデルにはトリチウムが使用されていたというサブマーシブル。
パネライの初期の雰囲気を楽しむことが出来る直径44mmの1本。
これと言って目立つ特徴などはないんですが、パネライの当時のオーソドックスなデカ厚を楽しむには最高の1本でもあります。
見るたびに欲しくなって購入したという話をパネライではよく聞きますが、このサブマーシブルでもそういう話を聞いたことがあります。
当時はやっていたデカ厚ブームの最中に人気を強めていったサブマーシブルの一つで、今でも懐かしく思う人もいるんじゃないでしょうか?
あとこのモデルはラグの裏側にあるプッシュボタンを押せば、簡単にストラップの交換が出来るタイプで、
季節に合わせてベルトを交換して楽しむのもありだと思います。
ルミノール サブマーシブル 44mm PAM01024
さてこれは上のモデルのPAM00024の後継種。
見た目はほとんど同じでパッと見ただけはPAM00024かPAM01204かわからないんじゃないでしょうか。
ムーブメントがCal.OP IIIからCal.OP VIIIに変えられている以外は変更点があまりない。
ただリザーブ時間が42時間から50時間にパワーアップしてるので使い勝手は良くなっています。
強いて言うなら、交換ベルトの交換の仕方が変わったことでしょうか。
先代モデルはラグの裏にプッシュボタンがあったんですが、
このモデルはラグのサイドに通常の腕時計同様にネジが付いています。
このネジを回して交換する感じ。
どっちが簡単なのかやったことがないのでわかりませんが、
パネライの腕時計は自分でベルトが交換可能なモデルが多く、1本の時計で2度、3度おいしいのもこのモデルの特徴。
という感じで3モデルほど44mmのサブマーシブルについてでしたが、
ブランドを通してもこのサイズのサブマーシブルは少なく、
いずれ42mmのサブマーシブルのモデルの方が多くなるんじゃないかなと思っています。
47mmでもなく42mmでもない、中間の44mm。
いろいろなタイプの人にニッチなデザインやサイズを攻めるパネライの戦略はなかなか面白いと思う。
なので一見同じ時計に見えても、実はサイズが一つ違うんだよなんてことが結構あります。
分かりにくいといえばそうなんですが、腕にジャストフィットするようにいろいろなサイズ展開をするのがパネライのやり方なのです。